在原業平公がかきつばたを愛で、「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」という有名な歌を詠んだのは、無量寿寺の中ではなく、その近くの湿地帯だったようです。幕末の頃、無量寿寺の境内に移されたようですが、その歌を詠んだと思われる辺りに、在原業平公の遺骨を分けてもらい「業平塚(在原塚)」として祀ってあります。無量寿寺を訪れることがありましたら、徒歩5分ほど離れた「業平塚」や「在原寺」、歌を詠んだ「落田中の一松」五十三次名所図会に出てくる「根上がり松」なども楽しんでくると良いと思います。

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