2026年4月30日木曜日

唐衣 着つつ慣れにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ


 これは中学校の国語の教科書にも出てくる伊勢物語の中の有名な歌です。主人公の在原業平(ありわらのなりひら)が愛知県知立市の無量寿寺まで来て、かきつばたを愛でながら詠みました。意味は、「(唐衣は着るの枕詞、)着慣れた服の袖のように、慣れ親しんだ妻(つまは着物の袖と妻の掛詞)を思い出すと、はるばる京都から遠くに来たことに思いをはせ、また(今のように連絡を取る手段が何もないので)妻の安否が気にかかる」といったところでしょうか。平安時代の人は健脚ですね。そして、この歌の各句の最初の文字を並べると「かきつばた」となる折句(おりく)という技法が使ってあるのもすごいです。

この無量寿寺が家の近所にあり、先日散歩に行ったところ、かきつばたが見頃になっていました。お寺の境内に本当にたくさんのかきつばたが咲き乱れ、とても良いところです。

2026年4月29日水曜日

天皇と ともに歩んだ 昭和の日


 今日は「昭和の日」。この日は戦前は「天長節」、戦後「天皇誕生日」、1989年の崩御の後「みどりの日」(天皇が自然愛護に熱心だったため)、2007年から「昭和の日」(激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたすため)と4回も名前を変えている珍しい日です。戦前は大日本帝国憲法のもと、天皇は神様だったのですが、戦後も天皇は苦しく貧しい人々の生活と共にあり、希望の象徴だったように思います。

2026年4月28日火曜日

古民家に 五月人形 勇ましく


 ウォーキングで、日進市の市川邸を訪れました。古い古民家が非常に良い状態で保存された家ですが、季節柄、五月人形が飾ってありました。それもすごく立派な五月人形で、今にも動いて出陣するような臨場感がありました。

ちょうど、この日地域の方が庭に鯉のぼりを設置していましたが、地域の方々のご尽力があって、大切に保存、展示されていることを感じ、ありがたい気持ちで一杯になりました。

2026年4月27日月曜日

木と油 昭和の香り 市電内


 名古屋市赤池の「レトロでんしゃ館」に行き、昭和に走っていた市電の中に入りました。内装は木が主体で、木の床には油が塗ってあります。この木の香り、油の匂いが昭和レトロの感覚を呼び覚まします。現代的な電車も良いですが、こんな昭和の電車に乗ると、数十年をタイムスリップした感覚になります。

2026年4月26日日曜日

名古屋市内 縦横に走る 市電網


 昨日、ウォーキングで名古屋市赤池にある「レトロでんしゃ館」に行きました。昔懐かしい市電や初代の地下鉄が何台も展示してありました。

今や、どこの都市も路面電車は廃止され、全国でもわずかな都市にしか走っていません。名古屋市では明治31年、全国で2番目に市電が開設され、私が子供だった頃、縦横に線路が敷かれ、たくさんの市電が走っていました。その後道路を走る自動車に邪魔者扱いされ、次第に市バスに取って代わられ、また、地下鉄にもその座を奪われ、高校生の頃にはとうとう全廃されてしまいました。

展示されている市電に乗り、数十年の時間をタイムスリップしたみたいな感覚に襲われました。

2026年4月25日土曜日

コンクリの 割れ目に生える 立浪草


 家内が花壇に植えた立浪草。元々紫だったそうですが、いつの間にか白くなり、そして種がこぼれてこんなコンクリートの割れ目にも生えて、可憐な花を咲かせていました。どれだけ生命力が強いのか、生きるための必死さが伝わってきます。私もこれくらい強く生きていきたいものです。

2026年4月24日金曜日

アオサギ君 夢中で虫取り 危なげに


 そろそろ、田植えの準備です。田起こしをしたところに水を入れ、トラクターで代掻きをしていました。その周りに、餌を求めてアオサギが2羽、うろうろしていました。虫が出てくるのを待っているのだと思いますが、本当にひかれそうなほど近づいています。虫取りに夢中になって、交通事故に遭わないことを祈りながら見ていました。

2026年4月23日木曜日

森の中 ハウルの城が 進撃だ


 愛知県に、ジブリパークという、ジブリ作品をモチーフにしたテーマパークがあります。他のテーマパークと違って、大きな公園(愛・地球博記念公園、モリコロパーク)の中に、有料の施設が点在している形ですので、公園に自由に入り、外観だけなら無料で見られます。

先日、ここでウォーキングを楽しみましたが、森の中から突如として巨人が現れ驚きました。ハウルの城のモニュメントです。でも、なんか森に溶けこみ、親しみがわいてきますね。

2026年4月22日水曜日

紫の 大きなカタバミ オキザリス


 庭の隅にとってもすぐにはびこる黄色いカタバミ。その横に、カタバミとよく似ているけど、花は赤紫、葉は紫で大きく三角形をしている植物が繁茂しています。これはオキザリスといいます。以前、家内が植えたのだと思いますが、水も肥料も何もやらないのに、勝手に広がって毎年たくさん咲く本当に丈夫な花です。でもこれはこれで、結構かわいくてきれいです。

2026年4月21日火曜日

穀雨過ぎ そろそろ田植えが 始まるか


 昨4月20日は、「穀雨」という「穀物を育てる降雨があり、芽を出させる」という二十四節気の一つでした。ここ2・3日は雨が降っていませんが、田では田起こしがおわり、これから水を張り、田植えをする準備が進んでいます。
この1・2年米価が上がり、皆の生活を直撃していますが、たくさんお米ができて、2・3年前までの価格に落ち着くとありがたいですね。

2026年4月20日月曜日

青い空 緑の若葉 赤ツツジ


 ツツジの美しい季節になってきました。昨日、ジブリパークのあるモリコロパーク(愛・地球博記念公園)でウォーキングをしました。色とりどりのツツジがきれいに園を飾っていました。

その中でも燃えるような真っ赤なツツジが池の周りを彩り、空の青、池の碧、木々の緑と対照的で、とても美しい風景に出会い心を打たれました。

2026年4月19日日曜日

可憐だね 庭にはびこる カタバミも


 むしってもむしっても、どんどん広がる庭のカタバミ。どれだけ生命力があるんだと、感心するほどです。しかし、今の時期、このカタバミに黄色い花が咲いて、とてもかわいらしい。ついこの時期はむしるのをやめてしまうほどです。

ちなみに、このカタバミ、夜になると葉を閉じてしまうそうです。そのことから、「半分食べられた→片喰(かたばみ)」と名付けられたそうです。面白い由来ですね。

2026年4月18日土曜日

桜散り 主役交代 花水木


 すっかり葉桜になり、様々な花が咲き乱れる季節になりました。その中でも、この花水木(はなみずき)は、木が大きく花も鮮やかにたくさん付くので、とても目立ちます。

枝を折ったときにたくさんの水が出る木が水木(みずき)。その中でも特に花が美しいので、この木を「花水木」というそうです。初めて聞いたときは、鼻水を連想してしまい、なんか汚いなと思ったものですが、実はそうではなく、とても失礼な連想をしてしまいました。

2026年4月17日金曜日

春の田に 雉の世界も LGBT


 春になり、田は水を入れる前の田おこしの時期です。田おこしされたところには、虫や植物の種を得るために、いろいろな鳥が集まります。昨日の散歩では、雉を見ました。でも、何か違和感が…。鳥はこの時期オスとメスがつがい合って、子育てをする季節ではないかと思うのですが、このとき見たのはオスの雉が二羽。別に喧嘩をするわけでもなく、普通にすぐ近くにいました。ひょっとしたら雉の世界にもLGBTが広がっているのかもと、邪推してしまいました。

2026年4月16日木曜日

潔く 葉桜になるも 春風情


 4月も半ばになり、桜の花もほとんど散ってしまいました。昨日、散歩をしているとまだたくさんの花を残し、みずみずしい葉と共存している桜の木がありました。

春といえば桜ですが、桜の花が咲いているときばかりでなく、散り際の潔さが日本人の心の琴線に触れるのでしょうか。花びらがたくさん舞っていくのもすばらしい春の情景ですね。

2026年4月15日水曜日

穂の国の 民を治める 吉田城


 12日(日)に豊橋市のウォーキングをした折、豊橋公園にある吉田城跡にも行ってきました。豊橋市にあるのに吉田城というのは、もともとここが吉田藩だったためです。明治になったとき、新政府から吉田藩は他にもあって紛らわしいので改名を命じられたからだそうです。そこで、市内を流れる豊川にかかる橋の名前「豊橋」から豊橋藩に改名しました。

また、この地方は大化の改新以前から、「穂の国」と呼ばれていて、実り豊かな土地だったようです。つまり、(古代)穂の国→(中世)吉田→(明治以後)豊橋 というように名前が変わっていったようです。その東三河を治めるのがこの吉田城です。城主がころころ替わっているようで、出世城というようにも言われていたそうです。

2026年4月14日火曜日

戦災を 越えてそびえる 公会堂


 豊橋市の国道1号線を走ったり、市電に乗ったりすると、とても目に付く豊橋市のシンボル、豊橋市公会堂。威風堂々としたロマネスク様式のたたずまいは、昭和6年に完成し、戦禍をも乗り越えて今も健在です。ここだけ、タイムスリップしたみたいな錯覚すらおこします。登録有形文化財に登録されていますが、末永く大事にしていきたいものです。

2026年4月13日月曜日

電車の日 晴れの舞台に 勢揃い


 4月10日は豊橋鉄道の「市電の日」だったそうです。それを記念して、昨日、豊橋鐵道赤岩口車庫で記念イベントが行われました。私は豊橋駅から車庫まで約8㎞をウォーキングし、その後、市電で豊橋駅に戻りました。今時は市電の走っている町は少なくとても貴重なものです。車庫には何台かの市電が勢揃いしていました。また、街中を走っている電車もすべていろいろなラッピングが施され全部個性的でした。多くは企業のPRなのですが、これも面白いなと思いました。

2026年4月12日日曜日

初夏の候 うるさい羽音に 起こされる


 昨日は静岡市で30℃を超える夏日となったそうで、こちらでも暖かい一日でした。それで目覚めるのは、動物や花だけでなく、蚊も活動を始めます。

昨晩1時頃、ブーンという羽音が頭の近くにまとわりついて起こされました。黙って静がに血を吸っていくだけならいいのに、わざわざ耳元で音を立て、刺した後はかゆみを残していくので嫌われます。その後退治しようと、電気をつけてしばらく探しましたが、電気をつけた途端に隠れて、出てきませんでした。その後、なかなか寝付けなくて困りました。本当にうっとうしい奴です。奴と行っても、血を吸うのはメスですけどね。

2026年4月11日土曜日

食べるため 春の嵐に あらがう雀


 昨日は、一日中、激しい雷雨の春の嵐でした。しかし、雀たちはこの嵐の中を飛んできて、必死で餌をつついていました。その生きる力は本当に見上げたものです。

嵐だって何だってお腹はすくに決まっています。特に鳥たちは空を飛ぶために、身体を軽くする必要があり、身体に脂肪を蓄えません。デブの小鳥なんて見ませんよね。だから、嵐でもせっせと食べ物を調達する働き者です。

2026年4月10日金曜日

桜舞う 子供の心も 弾むよう


 いよいよ新学期が始まりました。入学式にぎりぎり間に合った桜の花も舞い上がるようになりました。子供たちも新しい学校・学級に期待をふくらませ、わくわくしています。今の気持ちのまま、その期待に応えて、大きく羽ばたく1年にして欲しいと思います。

2026年4月9日木曜日

春はまだ 遠くそびえる 白山に


 桜などたくさんの花が咲き、人里ではすっかり春めいています。先日、愛知県長久手市を走るリニモに乗ったとき、遠くに真っ白な白山が見えました。まだまだ高い山は冬ですね。

この絵は、2010年3月30日に岐阜県の毘沙門岳に登ったときに見た白山です。毘沙門岳もすっかり雪に覆われて雪山登りを楽しんだのですが、北に見える白山は本当に純白でした。

2026年4月8日水曜日

人生の 門出に立つよ 入学式


 この地区の小学校では今日入学式があります。教職を離れ、子供たちを迎え入れることはなくなり、寂しい気がします。

小学校の入学式は、その後の入学式と違って、その後の人生を決める人間形成に関わる大事な時期です。学力はもちろん、思いやりや優しさ、道徳心、そして体力や体格を育て、中には将来の夢を決める子もいるでしょう。そんな大事な6年間、一日一日を大切に過ごして欲しいと思います。6年後、どんな顔で卒業するか、とても楽しみです。

2026年4月7日火曜日

青空に 麦の穂先が 天を衝く


 暖かい春の日差しの中、散歩をしていると、麦畑の麦が実って一面に広がっていました。よく見ると、とげとげの穂先が天に向かって伸びていました。麦の力強さが強く感じられました。

2026年4月6日月曜日

けなげにも 梅の若木に 実をつける


 昨年秋植えつけたばかりの80㎝ほどの梅の木、2月には花を楽しませてくれましたが、今度は2㎝ほどのかわいい実をつけています。元々は梅の花にメジロやシジュウカラなどが来てくれると良いなと思って買ってきたのですが、思わぬ収穫があり驚いています。6月頃熟してきたら、下戸で梅酒は飲めないので、梅ジュースでも作ろうかなと考えています。小さい赤ちゃんの木ですが、けなげでかわいく思えてきます。

2026年4月5日日曜日

清明に 雨後の桜が 輝けり


 今日は、二四節季の「清明(清明)」。「すべてのものが清らかで生き生きとしている時期」という日です。

昨晩は春の嵐で強い風雨が吹き荒れていましたが、一転、今朝はすがすがしい青空です。散歩の途中で満開の桜の木が、日を浴びてきらきら輝いていました。これぞ清明にふさわしい景色だと感じ入りました。

2026年4月4日土曜日

ハナニラが 庭の隅々 賑やかす


 近年は私が家の庭を畑にしているため、花などは植えていませんが、今の時期、庭の隅々にこの花がきれいに咲いています。ハナニラというそうで、葉を潰すとニラの香りがしますが、餃子などに入れるニラとは違い、葉に毒があるそうですので、気をつけないといけません。球根植物で丈夫だそうですので、何も手入れをしなくても、勝手に毎年咲いています。星形がきれいな花ですね。

2026年4月3日金曜日

暖かな 日差しに顔出す 野菜の芽


 4月になり、暖かい日差しが感じられるようになってきました。

家の庭でささやかな家庭菜園をやっているのですが、今年は野菜の苗を買ってくるのではなく、種を買って来て先日植えました。その種が、この暖かさで一斉に芽を出し始めました。この野菜が立派に育って家の食卓に並ぶ日を夢見ています。

2026年4月2日木曜日

卯の花咲く 卯月とは言え まだ寒し


 昨日から4月。4月の和名は「卯月(うづき)」。卯の花(うのはな=うつぎ)が咲く季節という意味ですが、実際に卯の花が咲くのは5月から6月です。これは、新旧の暦の違いによるずれです。大体、昔の暦(太陰暦)は今の暦(太陽暦)より1ヶ月半ほど遅れています。だから、旧正月(立春)は2月半ば、夏は5月半ばから、ということになり今の感覚と違ってきますね。それに当てはめると、卯の花の咲くのは旧4月、今の5月半ばから6月半ばということで辻褄が合います。従って卯の花の咲く卯月と言われても、今の季節ではまだ朝晩寒い季節ということです。難しいですね。

2026年4月1日水曜日

中日の エイプリルフール 四連敗


 今日は4月1日のエイプリルフール。

今年のプロ野球、私のひいきにしている中日ドラゴンズはドームにホームランウィングができ、ホームランの量産が期待できること、戦力がかなり整ってきたことなどから、評論家の前評判が良く、私も期待していたのに、いざ開幕してみると、いきなりの4連敗。開幕戦、5対1で勝っていたのに、まさかのサヨナラ負け。そこから波が崩れたようです。

これは悪夢、エイプリルフールと思いたい。これからの巻き返しを期待するしかありません。