昨日5月3日は憲法記念日。戦後の憲法を施行した大事な日です。
日本国憲法は、戦争をしない、兵器をもたないという世界に誇るべき平和憲法です。私も以前はこの平和憲法を誇りに思い、ずっとこれを死守していれば平和が続くと思っていました。
しかし、昨今の世界情勢を見ていると、こんな念仏で平和が保てるとは到底思えません。ウクライナは、何もしていないのにいきなりロシアに攻められ、欧米の物資を借りながらも自力で必死にロシアに抵抗しています。この抵抗がなければ、あっという間に蹂躙されていたでしょう。
ウクライナ侵攻の前には、実は日本を標的に考えていたという説もあります。日本には憲法9条がありますから、戦いませんよ、なんていっても、ああそうですよね、と矛先を引っ込めるわけがありません。ロシアには日本国憲法は関係ないのですから。これ幸いと攻めてくるに決まっています。
そのほか、中国が台湾を攻めれば、アメリカが黙っているわけがなく、そうすれば同盟国の日本にも共同戦線を求めてくることになり、中国に日本を攻める口実を作らせることになります。
北朝鮮だって、アメリカの対応が気に入らなければ、アメリカだけでなく日本や韓国に核ミサイルを飛ばすでしょう。
そういう情勢を考えると、こういう近隣の帝国主義の国に対抗するためには、いつでも強力な反撃ができますよという力を持つことが、必要になってきます。残念なことですが、日本を平和を守るためには、それなりの力を正式に持つ必要があるのではないでしょうか。
私は軍国主義者ではないのですが、近隣の国が日本だけの平和を許してくれないので、抑止力として正式な軍隊が必要だと考えるようになりました。
憲法記念日を機に、そういうことを改めて考えることが必要だと思います。

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