今の時期、都会でも田舎でも空いている土地があればどこでも咲いているセイタカアワダチソウ(背高泡立草)。50年ほど前、私は高校の生物部員として、名古屋市内の分布調査をしました。それは帰化植物として、ススキを駆逐し、日本中を席巻するのではないかと恐れられていたからです。そして、セイタカアワダチソウは花粉症を引き起こす主因とも考えられていました。
しかし、今ではセイタカアワダチソウは虫媒花なので、花粉は大きく、花粉症にはならないと考えられています。また、分布も日本中に広まりましたが、ススキと共存し、ほどほどのところで収まっています。
逆に、今ではススキがアメリカで猛烈な勢いで広まって、既存の植物に取って代わろうとしているそうです。日本のススキ、恐るべし。

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