2025年2月28日金曜日

トラクター 追いかけながら 虫を食む


  この時期、麦を植えるため、トラクターで畑を耕しているのをよく見ます。

 そして、そのあとを鳥たちが追いかけて、盛んに地面をつついています。鳥は、スズメ、セキレイ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハト、シラサギなどいろいろです。

 今の時期は餌が乏しいため、地中から出てきた虫はごちそうです。そして農家の人にとっては、害虫を食べてもらえるため、持ちつ持たれつの関係になっているのだと思います。

 ほほえましい、初春の一コマでした。

2025年2月27日木曜日

ヒヨドリが 春呼ぶナズナ ホトケノザ


  学校の花壇で、勝手に花開いているナズナやホトケノザ。

 今日はその草取りをしていたら、ヒヨドリが飛んできて、その辺りのものをついばみ始めた。

 まるで、ナズナやホトケノザで早い春のお花見をしているようでした。

2025年2月26日水曜日

水仙が 一足早く 春を告げ


  毎日寒い日が続いています。早く春にならないかなと、まだつぼみのかたい桜を見上げていました。そこで、ふと足元を見たら、水仙の花が満開でした。

 先日も、まだ梅の花がつぼみ状態でがっかりしていましたが、春を告げるのは梅や桜ばかりではありません。水仙が一足早く春を告げていましたし、きっと菜の花も今頃は満開なのでしょう。よく見ると、ナズナやホトケノザなどの目立たない花も咲いていました。

 いろいろなところに春の訪れを見つけるのも楽しいかもしれません。

2025年2月25日火曜日

五メートル 酸ヶ湯温泉 雪の中


  猛烈な寒波が日本列島を覆い、特に日本海側では大雪をもたらしているようです。

 温泉地で有名な青森県酸ヶ湯温泉では、ここまでの積雪が5m。人の背丈の2倍以上あります。市街地でも青森県弘前市では、観測史上最大の160cmに達しているそうです。

 私の妻が秋田県のその近くに住んでいましたが、子供の頃、2階の窓から出入りしていたこともあったそうです。

 温暖化現象と言われますが、単に平均気温が上がるだけでなく、いろいろ異常気象をもたらしてくれるようです。

 その地域の人たちは大変な思いをしていると思いますが、自然の力にくじけないで、力強く生きていってほしいと思います。

2025年2月24日月曜日

春はまだ 佐布里池の 梅まつり


  佐布里池(そうりいけ)の近辺をウォーキングしてきました。佐布里池というのは、愛知県では有名な梅の名所で、梅の木が一面に六千本もある公園です。

 2月も下旬なので、そろそろ梅が見頃かと思っていってみたら、ほとんどつぼみでした。最近の寒波が影響しているのでしょうか、とても残念です。たまたま見かけたメジロも心なしか寂しげでした。

2025年2月23日日曜日

野うさぎと ともに雪道 段戸山


 22日は、趣味の登山に行きました。強烈寒波が来ているので、きれいな雪道を想像していたのですが、愛知県では最近降っていないようで、何日か前の古い雪をざくざく登りました。

 途中、人には誰も会いませんでしたが、野うさぎや鹿の足跡がたくさんありました。風がなく、とても静かな雪山を、野うさぎとともに登っているような感じがしました。

 山頂に着いた頃から、どんどん雪が降ってきましたので、23日はきれいなパウダースキーが楽しめるかもしれません。

  

2025年2月22日土曜日

みんなでね 作る人参 おいしいね


  先日、大根と人参を掘った特別支援の子たちが、今日はその大根と人参を使って、味噌汁と大根もちを作りました。

 すると普段の給食では野菜をほとんど食べない子が、「にんじんも、だいこんも、やわらかくておいしい」とぱくぱく食べました。

 自分たちで種まきをし、草取りをし、収穫した野菜。そしてみんなでわいわい言いながら作った味噌汁と大根もち。普段以上に楽しくおいしいエッセンスがふりかけられたのでしょう。野菜が好きでないと言っても、雰囲気さえ良ければ食べてしまいます。この子たちが、普段から残さず食べようとする雰囲気作りが大事なのかなと思います。

2025年2月21日金曜日

白髪染め ならぬ現代 白く染め


  すでに定年退職を遙かに過ぎ、頭もほぼ白いごま塩頭になってしまいました。数年前までは黒く染めてごまかしていましたが、今は年相応に自然な白髪にしています。

 ところがこの頭を指さして、「先生、それ白く染めてるの?」と真顔で聞く子がいて驚きました。確かに、テレビを見ていると、いろいろな色に染めている人が結構いて、中には若いのに白髪のように白くしている人もいます。こんなご時世だから、私の頭を見て、白く染めていると思う子もいるかもしれません。

 でも、なんかうれしくて、つい笑ってごまかしてしまった私にも、まだ見栄というのが残っているのだと痛感しました。

2025年2月20日木曜日

何のため? 1年生の ダイエット



 


 先日の1年生の給食時の風景

 給食の配膳は子供たちの仕事。当然、ぴったり上手に配りきれるはずはありません(大人でも無理です)。足りないときもありますが、たいていは余ります。

 余った給食は希望者に余分に盛り付けます。そこで、「おかわりはいかが?」と呼びかけると、「ほしい」「ください」という声があがります。ところがこの日、信じられない一言が返ってきました。

 「いらない!ダイエットしてるもん」

 えっ、ダイエットって何? おそらく食べたくないのを、大人のまねをして言っているのだと思います。子供はすぐに大人のまねをします。

 そこで、「子供は今が一番成長する時期だから、たくさん食べて大きくならないといけないよ。大人になると、もう背が伸びないから、余分に食べると太っちゃうよね。だから、大人はダイエットって気にしてるんだよ。でも、みんなは、今たくさん食べれば、背が伸びるから、頑張って食べようね。」という話をした。この話のお陰か、全部配りきることができました。

 子供はあまり考えずに、自分に都合の良い部分で、大人のまねをしますので、子供の前で話すことは気をつけないといけないですね。


2025年2月19日水曜日

風車 全力疾走 ぐるぐるだ



 

 1年生の生活科の学習「風と友だち」の学習で風車を作りました。材料は、紙コップ、ストロー、綿棒と簡単なものです。風車の形に紙コップを切り、思い思いの絵を描いて、いよいよ外で回します。

 風があれば自然に回るのですが、子どもはじっと風を待つなんてことはしません。風があろうとなかろうと、とにかく自分の作った風車を持って強制的に風を起こしながら走り回ります。へろへろになろうが、転ぼうがお構いなしです。凧揚げのときもそうでした。凧を持ってやたら走り回り、友だちと糸が絡まって四苦八苦でした。

 本当に若いって良いですね。後先考えません。大人は走るとあとで疲れるから、やめておこうと考えます。そこが大人と子どもの大きな違いですね。


2025年2月18日火曜日

大根に 人参掘りで 大はしゃぎ


  学校の畑の大根と人参を特別支援の子たちが収穫しました。以前収穫した大根に比べて、こちらの畑は育ちが悪いため、本来の収穫時期よりずっと遅くなってしまい、しかも小さいものが多かったです。おそらく肥料が足らなかったためではないかと考えられます。(反省)

 それでも、数はたくさん採れたため子供たちは大喜び。一部は持ち帰り、一部は教職員に売り、残りは金曜日の味噌汁、大根もちパーティーの材料にします。おいしく食べられると一層喜びが増しますね。

2025年2月17日月曜日

夢・感謝 二分の一の 成人式


  勤務校で「二分の一成人式」という行事がありました。授業参観で来てくれた親の前で、ちょうど10歳になった4年生の子が、これからの夢を語り、そして親や周りの人たちにこれまでお世話になったことに感謝をする会です。

 成人式(20歳)の半分というネーミングはどうかと思いますが、ちょうど節目の年に、心新たに進んでいくという意味ではすばらしい行事だと思います。

 近隣の学校でも同様の行事をやっていると思いますが、全国的にはどうでしょうか?以前はこのような行事はありませんでしたが、いつごろからかあちこちでやるようになったようです。

2025年2月16日日曜日

鴨たちは どこへ行くのか 七里の渡し


  ウォーキングで名古屋市の熱田神宮付近を歩きました。江戸時代の東海道では宮(熱田神宮)から三重県の桑名まで、海路を行くことになっています。これを「七里の渡し」といいます。ですから、桑名にも「七里の渡し」があります。この間には、木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)があり、河口なので、まるで海のように広い川になっていて、陸路や小さな渡し船では渡れず、仕方なく海路を通るようになったようです。川の向こうの桑名に入ると話し方が突然関西弁になっていることからも、人の往来が少なく、この川がいかに隔絶されていたかがわかります。

 現在、熱田神宮の南にも名古屋市街が延々と続いていますが、それはその後埋め立てられてできたもので、当時は熱田の南はすぐ海だったようです。

 そんな「七里の渡し」から今でも、川を下っていくと海に出られるのですが、そんなことを考えながら眺めていると、目の前を3羽の鴨がすいっと連なって泳いでいきました。この鴨はひょっとしたら桑名まで行くのかな、なんてつい思ってしまいました。

2025年2月15日土曜日

なぜチョコを? ヴァレンティヌスは 首かしげ


  昨日はバレンタインデーでした。私も以前はわくわくしていましたが、今では妻と長男の嫁からもらうだけで、形式的な行事になっています。

 もともとバレンタインデーは、欧米で男女の区別なく家族にプレゼントするもので、女性からの特別な愛の告白というわけではありませんでした。

 日本で女性からの愛の告白となったのは、私が中学生の頃、1970年初め頃からだと思います。私も当時はたくさんもらうことができました。

 まだそのころは女性が男性に気持ちを告白するというのははしたない、という風潮がありましたので、この日だけは女性から告白しても良い日ということで、一気に広まっていきました。もちろんチョコレート業者の陰謀という噂もありましたが、時代がそれを要求していたという面も否めません。「戦後、女性とストッキングが強くなった」という話がありますが、ちょうどウーマンリブとか全ピ連とか女性解放とかいうことが社会現象になっていた頃です。

 もともと、ローマ帝国時代の兵士に婚姻を禁じていたことに同情したヴァレンティヌスという司祭が、内緒で結婚式を挙げていたというのが由来だそうで、そのヴァレンティヌスが日本のこの様子を見たら、不思議に思うでしょうね。

2025年2月14日金曜日

愛知には 放課はあれど 放課後なし


  私は愛知県名古屋市で生まれ育ちました。大学で県外に行ったとき、言葉が通じなくて困ったことがいくつかありました。沖縄や東北などのように、聞き取れないとかいうことではないのですが、語彙の面で、愛知県だけの特別な言い方がいくつかありました。使っている方は、共通語だと思っているから、どうして通じないのか分からなくて困りました。

 その一つが放課。愛知県では授業と授業の間の休み時間のことを「放課」といい、「放課になったから遊びに行こうぜ」とか使います。すると他県の人は怪訝な顔をします。「まだこのあと授業があるのに、どうして放課後なの?」と思ってしまうようです。

 逆に、「放課後に映画館に行こうぜ」と聞くと、「え、放課のあとは授業じゃん」と思って、愛知県人は何を言っているのか分からなくなります。愛知県では「放課後」は使いません。

 先日、子供たちとそういう話をしていたら、皆一様にびっくりしていました。今でも愛知県では休み時間のことを「放課」といい、それは、どこでも使っている共通語だと思っているのです。

 同様の例は、まだまだあるのですが、いずれ別の機会にご紹介します。

2025年2月13日木曜日

温暖化? 七年連続 御神渡りなし


  長野県の諏訪湖に古来から伝わる行事があります。「御神渡り」といって、諏訪湖が冬季全面凍結して、さらに割れ目が生じて道のように盛り上がる様子を、神が諏訪湖を渡ると考えた伝統行事です。

 ところが、近年、諏訪湖が凍ることが少なくなってきました。今年はこの10日11日の寒波で御神渡りができるのではないかと期待されたのですが、ほぼ全面凍結したものの、割れ目の盛り上がりまでいかずに、溶け始めたようです。これで七年連続「明けの海」(御神渡りができないこと)だそうです。とても残念です。室町時代に八年連続という記録があるそうで、それ以来です。

 また、諏訪湖は氷に穴を開けて釣る「ワカサギ釣り」が盛んで、今でも場所を選んで行っているようですが、いつできなくなるかひやひやものです。

 これも地球温暖化のせいなのでしょうか。

 (絵は、観測のために氷を割る総代の様子です)

2025年2月12日水曜日

早春賦 春は名のみの 風の寒さや



  この時季になると、思い起こされる唄があります。それがこの「早春賦」です。戦前は小学校唱歌だったので、日本人なら誰でも知っている唄だったと思いますが、今では小学校でも教えず、子ども向けの歌集にも載っていないし、何より文語調の歌詞のため、ご存知の方は少ないと思います。私も大人になってから知りました。

 しかし、ちょうど今の季節の情景と人々の気持ちを巧みに表現した素晴らしい唄ですので、ぜひ、ご参考にしていただけるとうれしく思います。

 <大まかな内容>

 立春を過ぎて春になったとはいえ、風は寒く、谷のウグイスもまだ歌わない

 氷は溶け葦は芽吹く、もう春かと思ったが、今日も昨日も雪模様だ

 春だと聞かなければ気づかなかったのに、知ってしまっては落ち着かない

 この気持ちをどうしたら良いのか この季節は


<歌詞>

春は名のみの風の寒さや

谷の鶯 歌は思えど

時にあらずと 声も立てず

時にあらずと 声も立てず


氷解け去り葦は角ぐむ

さては時ぞと 思うあやにく

今日もきのうも 雪の空

今日もきのうも 雪の空


春と聞かねば知らでありしを

聞けば急かるる 胸の思を

いかにせよとの この頃か

いかにせよとの この頃か


<YouTube>

https://youtu.be/gxrFTxd-NgA

2025年2月11日火曜日

建国は われ神武の 即位の日


  今日は「建国記念の日」でお休み。ところが、今日がどういう日かよくご存知ない方も多いようです。子供たちはなおさらで、とにかく「わあい、休みだ」というだけです。そもそも「建国記念日」だと思っている人も結構いますが、正式には「建国記念の日」です。

 建国、つまり日本という国ができた日で、もちろんそんな日がはっきり分かるわけではありませんが、初代天皇「神武天皇」(日本書紀上の人物、実在かどうか?)が即位した年(紀元前660年)の即位した日1月1日(今の暦で2月11日)を建国の日としています。

 この日は戦前では紀元節といい、1年で最も大切な日だとして、学校では記念式典を行い、紅白まんじゅうを配っていたようです。それを戦後、昭和23年に法制化し、昭和42年から国民の祝日として休みにしたようです。

 ちなみに絵の銅像は、愛知県豊橋市の豊橋公園(吉田城址)にある神武天皇像を模したものです。

2025年2月10日月曜日

家康も 出陣に参詣 伊賀八幡


  8日のウォーキングで岡崎市内を巡りましたが、徳川氏、そしてその祖の松平氏の本拠地ですので、市内にはたくさんの史跡が残っています。

 ここ伊賀八幡宮は松平家4代の松平親忠が創建したお寺で、子孫の家康も、出陣前には参詣していた場所だと言われています。後に3代将軍徳川家光が、境内を整備し、家康(東照大権現)を祀ったそうです。

 さすがに神々しい絢爛豪華な建物でした。

2025年2月9日日曜日

岡崎城 最強寒波で 雪山に


  昨日、愛知県岡崎市内をウォーキングしました。岡崎市はご存知、徳川氏の発祥の地ですので、岡崎城をはじめ、様々な史跡や寺社があり、見所満載です。

 ところが、この日は最強寒波の到来で、ここ岡崎市でも氷点下の冷たい空気、雪が降ったりやんだり、そして時々強い風が吹きました。私は、山登りが好きで何回も雪山を登っていますが、そのつらくも楽しい雪山登山を思い出すほどでした。

2025年2月8日土曜日

小雪舞い 小踊りするよ 子どもたち


  猛烈な寒波の影響で、あまり雪の降らない愛知県でも、小雪が舞いました。休み時間にそれを見ていた子供たちは大はしゃぎ。本当にぴょんぴょん跳びはねて喜んでいました。すると、どんどん雪は強くなり、一瞬吹雪のように。みんな、その後の雪遊びを期待して、わくわくして大騒ぎしていましたが…。

 すぐに雪はやみ、積もることなく、夢とともに消え果ててしまいました。  ……残念。

2025年2月7日金曜日

何回も やって来る来る 最強寒波


  大寒の頃は暖かかったのに、最近めっきり寒くなりました。テレビのニュースでは、今季最強寒波とか、何年に一度の最強寒波とか、やたら最強寒波という言葉を耳にします。雪国の方は十分気をつけて備えをしてください。

 それにしても、何回目の最強寒波でしょう? 近頃、最高(サイコー)、最低(サイテー)、最大、最強、最長など「最」のつく言葉をよく聞きます。「最」というのは一番ということなので、一つしかないはずなのに、やたら連発する人がいます。それって「最」じゃないよねと、思わず心の中で突っ込んでしまいます。強調の意味なのだろうけど、年中使っていると、「最」の言葉のもつ意味がどんどん下がってしまいます。英語のsuper,hyper,ultraなどもそうですよね。

 だから、「最強寒波がやってきます」と言われても、それって本当に最強なの?と残念ながら疑ってしまいます。そう思うのはひねくれている私だけでしょうか。

 ちなみに私自身は、最高とか最低とか最強とかなるべく使わないように気をつけています。(特に人に対して)

2025年2月6日木曜日

けん玉を 手とり足とり お兄さん 


  昨日の入学説明会のおりの交流会で、1年生は本当に優しく親切に来年度入学予定の子たちに昔遊びを教えていました。

 けん玉は初めてやる子には難しく、なかなかうまくできないのですが、1年生の子たちは手とり足とり、一生懸命教えていました。そこに自分が上級生になるという喜びと誇りを感じることができました。
 今の気持ちを忘れずに、来年度実際に入学したときも、優しく教えてあげられる2年生になってほしいと思います。

2025年2月5日水曜日

こままわし 立派に男を 上げる僕


  勤務小学校で、来年度入学生のための入学説明会がありました。親に学校のことを説明している間に、来年度入学予定のこども園の子は、本校1年生と交流を深めます。

 今まで一番小さい学年として、いつも上級生のお世話になっていた1年生が、いよいよ「お兄さん、お姉さん」として、下の子に教えてあげる立場になる「晴れの舞台」です。

 1年生は、昔遊びとして、こままわし、けん玉、だるまおとし、あやとり、お手玉のグループに分かれて、それぞれのグループで教え合いを行いました。このために今まで一生懸命練習し、こども園の子に手本を見せながら教えてあげます。見事こまをまわして、こども園の子に拍手され、得意満面の笑顔になっている1年生。手取り足取りけん玉を教えている1年生。どの子も立派に「お兄さん、お姉さん」になることができました。

2025年2月4日火曜日

日本人 イベント大好き 恵方巻き


 一昨日の節分ですが、多くの家庭で恵方巻きを食べましたよね。わが家でも食べました。

 でも、恵方巻きの意味って分かっていますか。私は分かっていません。別に分かろうとも思いません。だって、そこに信仰心をもっていませんから。

 日本では、日本古来の行事のほかに、クリスマスだ、バレンタインだ、ハロウィンだ、七夕だと外国の行事もそしていろんな宗教の行事も、一緒くたに騒いでいます。きちんとした信仰心があってやっているとは思えません。イベントがあればうれしいのです。それに関連した業者が一生懸命あおってくれます。

 でもそれでいいのです。それが日本人だし、なんでもおおらかに取り入れる懐の広さが、今の日本の発展を生んできたわけですから。

 それにしても、恵方巻きなんて昔はやっていなかったし、そもそも聞いたこともありませんでした。調べてみると全国的に広まったのは1990年代頃からだそうです。ハロウィンは1997年からだそうです。この調子でいくと、そのうち、サンクスギビングディとかイースターとか始まりそうですね。

2025年2月3日月曜日

豆まかず 渡辺・坂田は 鬼退治


  昨日は節分。この年になって初めて知ったことがあります。

 なんと、渡辺(どの字でも)さん・坂田さんは、節分の豆まきをしないのだそうです。

その理由は…

 平安時代、京の都を荒らした酒呑童子(しゅてんどうじ)という鬼を、源頼光(みなもとのよりみつ)の家来、「頼光四天王」が退治したのだそうです。それ以来、恐れをなして、鬼は渡辺さん・坂田さんの家には近寄らないから、豆をまく必要がないそうです。頼光四天王の筆頭が渡辺綱(わたなべのつな)、そして坂田金時(さかたきんとき、有名な金太郎が成長した人)だそうです。

 面白い言い伝えがあるものですね。

2025年2月2日日曜日

蝋梅の 春呼ぶ香り 散歩道


  昨日の愛知県あま市のウォーキングの途中、きれいな散歩道が整備されていて、蝋梅(ろうばい)の並木が満開でずっと続いていました。素敵な香りと黄色い花の競演に、一足早い春を感じられるようなうっとりした気持ちになりました。

2025年2月1日土曜日

豚汁に 心も体も ほっこりと

 昨日の発熱もすっかり癒えて、今日は愛知県あま市の美和町・七宝町・甚目寺町をウォーキングしました。濃尾平野の中央部で周りに山が見えず、高い建物も見えず、低い住宅と広い田畑が真っ平らに広がるのっぺりした地形でした。

 10㎞の中間地点で「七宝みそ」の味噌蔵に到着しました。そこではみそなどの直売をしていましたが、入口で素敵なお姉さんが、湯気の立つおいしそうな味噌汁を無料で振る舞ってくれました。寒くて疲れた体に生気が染みわたる気持ちがしました。歩いてくる人をもてなす笑顔から醸し出す温かい気持ちが、心と体にほっこりと広がってきました。本当にありがとうございました。

 後半もこれで気持ちよく歩き通すことができました。

 ちなみに、豚汁のみそは、愛知県特産の赤黒い赤だしみそ(八丁みそ)です。愛知県ではこれが普通です。