2025年5月31日土曜日

なつかしい 歌が聞こえる アマリリス


 散歩中に、よその家の庭先に大きなアマリリスの花を見つけました。アマリリスってどうしてあんなに大きな花をつけるのだろうと考えている内に、「みんなで聞こう~ 調べはアマリリス」という歌が頭の中に響いてきました。小学校で習った歌です。今は歌っているのかな?

とにかく、花の巨大さ、美しい調べとも印象的な花ですね。

みんなで聞こう
楽しいオルゴールを
ラリラリラリラ
しらべはアマリリス

調べてみると、これはフランス民謡で、アマリリスは女性の名前のようです。

2025年5月30日金曜日

軽鴨(カルガモ)が 子連れで歩くの 間もなくだ


 近くの田んぼの中の道をサイクリングしているとき、ふと植えたばかりの水田にカルガモを見かけました。くちばしの先が黄色いのが特徴です。

カルガモというと、何匹もの小ガモを引き連れて一列で歩くのが印象的ですが、もう間もなくそういう姿が見られるでしょう。

ちなみに、調べてみますと、カルガモは稲を食べたり、踏み荒らしたり、米作りの食害をなしているそうです。かわいい姿に目が行きがちですが、そんなマイナス面もあるのですね。(人間の都合ですが…)

2025年5月29日木曜日

梅雨入り前 あわてんぼうの 紫陽花だ


 ここ数日、ぐずついた天気で涼しい日が続きますが、まだこちら地方は梅雨入りしていません。しかし、アジサイの中には既に花を開いているものもあります。

どの世界でも、あわてんぼうの人、一番乗りを目指す人がいるものだなと、感心しました。

2025年5月28日水曜日

羽化をして 空高く舞う 揚羽蝶(アゲハチョウ)


 家のレモンの木についていたアゲハチョウの幼虫を、小学3年生の理科の教材のために、学校に持って行って飼育しています。飼育箱の中でたくさんどんどん育ち、何匹ものさなぎができました。昨日、気の早い一匹が羽化をして大人の蝶になっていたので、みんなの見守る中、飼育箱から放しました。アゲハチョウはしばらく近くに止まっていましたが、ややあって、大空に向かって、高く高く舞い上がっていきました。

鳥などに襲われず、たくさん蜜を吸い、結婚をして卵を残すことができると良いですね。

2025年5月27日火曜日

スケールの 大きい花葉 ズッキーニ


 子どもの要望により、今年初めて、学校の畑でズッキーニを育てています。私も初めてですので、ネットで育て方を調べながらやっていますが、今、葉が直径1mぐらいの環状になっていてびっくり。そして最近咲いた花が黄色い10cmほどの巨大な花でこれまたびっくり。

この後、どうなっていくのか、子供たちと一緒に楽しみにしています。

2025年5月26日月曜日

東名の 高速道路 半世紀


 1969年の5月26日は、東名高速道路が開通した日だそうです。1970年の大阪万博開催に向けて急ピッチで工事をし、開通しました。それから、半世紀以上経った今年、奇しくも2回目の大阪万博が開催されています。ちなみに名神高速道路は1964年の東京オリンピックに先駆けて1963年に開通しました。こうしてみると、大きなイベントは、大きなインフラ整備のきっかけとなっていますね。

東名高速道路・名神高速道路とも日本の大動脈で、なくてはならない存在です。料金がもっと安くなればいうことないのですが…。外国では無料の国も結構あります。本来は、徴収した料金が建築費に達したら無料になるはずだったのですが、別の高速道路を作るためということで、いつのまにかうやむやにされてしまいました。

2025年5月25日日曜日

黄金でも 大金鶏菊(オオキンケイギク) 嫌われる


散歩をしていると、河原に真っ黄な黄金に輝く大きな花の群落がありました。それは見事の一言です。

帰ってから調べてみますと、その名は大金鶏菊(おおきんけいぎく)といいます。金色の鶏に例えたのでしょうか。ところがさらに調べると、これはアメリカから帰化した特定外来生物だそうで、栽培してはいけない、持って帰ってもいけない、もちろん販売もいけない、見つけ次第根こそぎ抜いて焼却処分しなければいけないのだそうです。

そうしないと、日本古来の植物の生存が脅かされるそうで、アカミミガメ(ミドリガメ)、アメリカザリガニ、ヌートリア、アライグマ、ブルーギル、ブラックバスなどと同様だそうです。

本人は悪気がないのに、人間の都合で生息域を広げて、そして駆除される、仕方がないけれどかわいそうな生き物です。

2025年5月24日土曜日

オキザリス ピンクむらさき 一面に



 わが家の庭に、カタバミの仲間、オキザリス(トリアングラリス)が満開になりました。ほとんど雑草のようなもので、特に肥料も水もやっていませんが、勝手に生えて勝手に咲いています。素晴らしい生命力です。
それにしても、色のコントラストがとても美しいですね。

2025年5月23日金曜日

玉ねぎの 葉が倒れたので 収穫だ


 わが家の庭で育てていた玉ねぎの葉が皆倒れてきたので、収穫しました。25個ほどですが、立派に育って良かったです。天からの恵みを、おいしく食べられるとうれしいなと思います。

2025年5月22日木曜日

野や山に 命が満ちる 小満や


 二十四節季で、「小満(しょうまん)」とは、5月21日から6月5日頃までの、草木が茂って天地に満ちあふれる時季を指します。

まさに今、麦が実り、田植えが始まり、様々な花が咲き、蝶や小鳥が飛び回り、たくさんの命が喜びを表しています。一年で一番良い時期ですね。このあとの梅雨や猛暑を考えると、今の時期がずっと続けば良いのにと、つい思ってしまいます。

でも、そうなると米の不作で、ただでさえ高値が続く米価がさらに高騰しますので、やはり梅雨も猛暑も必要なのでしょうね。

2025年5月21日水曜日

トゲきゅうり 今年最初の 夏野菜


 家庭菜園で、いろいろな野菜を育てていますが、今朝、今年最初の夏野菜、きゅうりを2本収穫しました。とげとげで、俺に触るなオーラを発していますが、そんなことはお構いなく、今晩のサラダに入れるつもりです。おいしいといいな。

2025年5月20日火曜日

真夏日に 子どもの待望 初プール


 まだ5月だというのに、今日の最高気温は31℃、真夏日です。

私の勤務校では、コロナ以来プールは閉鎖。コロナが収まった3年前から、学校のプールではなく、外部のスイミングスクールにバスで連れて行って、インストラクターに教えてもらうようにしています。真夏日の今日からタイミング良く水泳指導が始まりました。

私は6年生を引率しました。さすがに高学年になると嬌声を上げることはありませんが、表情は生き生きとして、楽しそうでした。

いよいよ夏本番を迎えましたね。

2025年5月19日月曜日

さつまいも おいしくなあれと 植えつける


 暖かくなり、さつまいもの植えつけ時期になりました。

特別支援のクラスの子たちと一緒にさつまいもを植えました。昨年は大漁でしたので、今年もたくさんおいしい芋ができると良いねと、みんなで願いながら植えつけました。

願いが叶うと、私も子供たちもうれしく思います。

2025年5月18日日曜日

メダカの子 大きく育て たくましく

私の机の上に小型の水槽が置いてあり、8匹のメダカと30匹ほどのミナミヌマエビが美しい姿を見せて、私の心を癒やしてくれています。

このメダカは昨年うちで産まれて育ったものです。そして1年で早くも卵を産み、孵化した子ども(針子といいます)を大人のメダカに食べられないように、別の水槽で育てています。体長3ミリほど幅は1ミリにも満たない華奢な体で、粉のようなえさを与えています。

こんな見つけるのも大変な子どもが半年ほどで大人になるのですから生命の不思議とたくましさを感じます。この子たちがみんな大きく育ってくれることを楽しみにしています。

2025年5月17日土曜日

一面に 黄金に光る 麦秋や


 今、近所の田畑の中を散歩していると、田植えあとの新緑の所と、金色に輝く所があります。この金色は麦の穂です。2月頃植えた麦が早くも実って収穫を待っています。早いものですね。このあと収穫されると、そこに水が張られて田植えが始まります。これを二毛作といいます。

食糧自給率の低い日本、パンやうどんなど様々な食料や飼料になる麦は大切です。日照の問題や労働力などの問題があると思いますが、もっともっと二毛作を増やして、麦をたくさん作れば万々歳です。政治的な問題が絡んでいると思いますが、政治家が本気で日本の食糧問題を考え、施策していく必要があると思います。

2025年5月16日金曜日

返還後 五十三年 沖縄だ


 昨日は、沖縄返還記念日。53年前の昨日、沖縄が返ってきました。

若い人は、えっどこから?なんて思うかもしれません。アメリカからです。太平洋戦争の敗戦のあと、沖縄はアメリカに占領されたままでした。そこにアメリカ軍基地をたくさん作り、東アジアににらみをきかせていたのです。そんなときに、朝鮮戦争が始まり、韓国はほとんど北朝鮮に占領されてしまいました。そこで、沖縄基地からアメリカ軍が出撃し、北へどんどん押し返し、逆に北朝鮮をほとんど占領するほどになりました。あわてた中国やロシアが参戦し、今の38°線まで、戻りました。それが今の軍事境界線になっています。まだ終戦はせず、休戦状態のままです。

朝鮮戦争が膠着したので、1972年に沖縄が日本に返され、日本の領土になりました。それまでは、沖縄はアメリカのもの。旅行にも簡単に行けず、パスポートが必要でした。車は右側通行、そのほかいろいろな面でアメリカナイズされていました。

返還に尽力した佐藤栄作総理大臣は、その後、戦争をせずに平和に国土を取り返した功績により、ノーベル平和賞を受賞しました。

若い人は第2次世界大戦なんて歴史上の出来事なのでしょうが、私ぐらいの高齢者は、リアルタイムに戦後を歩んできました。戦争なんて、二度と起こしてはいけないと、再確認しました。

2025年5月15日木曜日

松平の 野望の始まり 天下峯



近所にある、愛知県豊田市の松平地区、天下峯(てんがみね)に登ってきました。

5月の爽やかな涼風の中、森の香り、ホトトギスの声に包まれた心地よい森林浴ができました。

天下峯は標高360mの低山ですが、徳川氏の始祖、松平親氏がこの山に登って、濃尾平野を一望し、天下を夢見たという由緒ある山です。

愛知県は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ら歴史上の有名人を多数輩出しているので、各地に由緒ある名所や古戦場などたくさんあります。また、さらに古く古墳も3000余りあります。

2025年5月14日水曜日

耕運機 あとに群らがる 椋鳥(ムクドリ)が


 今日、これから植える作物のために、学校の畑を耕運機で耕しました。機械とはいえ、なかなか腰にくる大変な作業でした。ふと足を止め一服して見回すと、私が耕したあとにムクドリが何羽か来て、忙しく何かをついばんでいました。中には大きなミミズをくわえている子もいます。

ムクドリにとっては、たまに現れるお祭りのような日だったのでしょう。

2025年5月13日火曜日

関西に 白花蒲公英 咲き誇る


 蒲公英(タンポポ)が花盛りで、空き地や道路の際などいろいろなところで咲いています。雑草ですが、なかなかきれいで可憐な花ですね。

タンポポには、セイヨウタンポポ、キレハアカミタンポポ、トウカイタンポポなど様々な種類がありますが、愛知県では全部黄色。他の地域でも黄色でしょう。ところが、関西地方には白花蒲公英(シロバナタンポポ)という、白いタンポポが咲いているそうです。関西は通り過ぎることはあっても、じっくりと過ごしたことがありませんので、この花を見たことがありません。是非一度見てみたいと思ってから50年、年月だけが過ぎていきます。

また、タンポポを漢字で蒲公英と書くのは、蒲公英(ほうこうえい)というタンポポの開花前のつぼみで作った漢方薬の中国名をそのまま使っているのだそうです。また、たんぽぽという和名は、タンポポの綿毛の丸い形が、書道で使う「たんぽ」という道具に似ているからだそうです。ちなみに女性の生理用具「タンポン」もこの「たんぽ」に形が似ているからだそうです。

2025年5月12日月曜日

この秋の 実りを願って 田植えする


 この地方では、田植えが始まり、あちらこちらで田植えをしています。

昨年の夏から異常な米の高値が続いていて、昨年の倍の値段がしています。政府が備蓄米を出しても、どこへ消えるのか市場に出回らず、高値のままです。手続きに時間がかかるのはわかりますが、どこかで転売ヤーのような人が買い占めて隠しているのではないかと勘ぐってしまいます。

とにかく、今植えている稲が順調に育って秋に大量に出回り、消費者米価が下がってくれることを切に願っています。

2025年5月11日日曜日

八橋に 業平公の 墓所があり


 8日にかきつばたを鑑賞した愛知県知立市の無量寿寺の辺りを(三河)八橋といいます。伊勢物語にも出てくる話ですが、この辺りは以前は低湿地帯で、逢妻川(あいづまがわ)が幾筋にも分かれていたため橋をたくさん架けていたのが、八橋の名前の由来になっています。そんな低湿地帯でしたので、かきつばたがたくさん咲いていたのでしょう。

在原業平公がかきつばたを愛で、「らころも つつなれにし ましあれば るばるきぬる びをしぞおもふ」という有名な歌を詠んだのは、無量寿寺の中ではなく、その近くの湿地帯だったようです。幕末の頃、無量寿寺の境内に移されたようですが、その歌を詠んだと思われる辺りに、在原業平公の遺骨を分けてもらい「業平塚(在原塚)」として祀ってあります。無量寿寺を訪れることがありましたら、徒歩5分ほど離れた「業平塚」や「在原寺」、歌を詠んだ「落田中の一松」五十三次名所図会に出てくる「根上がり松」なども楽しんでくると良いと思います。

2025年5月10日土曜日

ときどきに 白花混ざる かきつばた


 昨日もご紹介した愛知県知立市の無量寿寺。たくさんあるかきつばたの中に、ところどころ白いかきつばたがありました。どのように作っているのかはわかりませんが、なかなか可憐な様子がアクセントになって面白い情景です。

2025年5月9日金曜日

かきつばた 伊勢物語の 昔から


 中学校の古典の学習で「伊勢物語」を学習したことがあると思います。その中に「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」という歌があったと思います。「(何度も着て身になじんだ)唐衣のように、(長年なれ親しんだ)妻が(都に)いるので、(その妻を残したまま)はるばる来てしまった旅(のわびしさ)を、しみじみと思うことです。」という意味で、各句の最初の文字を集めると「かきつばた」になるという折句という技法が使われています。

この歌の歌われたのが、今の愛知県知立市の無量寿寺というお寺で、わが家から歩いて30分ほどの所にあります。昨日見に行きましたが、ちょうど満開で、数数えられないほどのかきつばたが咲き誇っていました。平安時代初め頃に作られた伊勢物語の時代から延々1200年ほど咲き続いていることになります。

お近くの方は是非どうぞ。名古屋鉄道三河線の三河八橋という駅からすぐです。

2025年5月8日木曜日

いつの間に 夏の風物詩 燕(つばくらめ)


 すっかり暖かい陽気となり、スイーと目の前をツバメが飛ぶようになりました。ああ、もう夏になったんだなと思って調べてみますと、すでに5月5日に立夏が過ぎていました。

ツバメに季節の移り変わりを教えてもらった日でした。

2025年5月7日水曜日

悪臭と ツノで対抗 アゲハの子


 わが家のレモンの木に、今年もアゲハの幼虫がしがみついていました。小学3年生の理科の学習で、アゲハチョウやモンシロチョウの幼虫の観察の学習があるので、学校に持って行きました。

大きい幼虫は緑色で葉に、小さい幼虫は鳥のうんこ(白黒)に擬態しています。それでも見つかって身の危険を感じたときは、オレンジ色の気持ち悪いツノを出し、えもいわれぬ悪臭を放ちます。それで鳥にどれほどの効果があるかわかりませんが、子供たちはむしろ面白がって幼虫をつつき、ツノやにおいを出させて笑っています。

2025年5月6日火曜日

雨だけど 振替休日 ありがたや


 今日は5月6日(火)、こどもの日5月5日(月)の振替休日かと思って、兜の絵など描いていたら、そうではなく、みどりの日5月4日(日)の振替休日だそうです。それはそうですね。月曜日の振替休日なんてありえませんから。

何の日であろうが、朝から雨であろうが、振替休日はありがたいですね。ゴールデンウィーク最後の休みの日ですので、有意義に力一杯休もうと思います。

2025年5月5日月曜日

どこまでも 高く昇れよ 子供たち


 今日はこどもの日。社会の不安や、個人的悩みなどいろいろあると思いますが、みんな頑張ってそれを乗り越え、鯉の滝登りのように、高く高く昇ってほしいと思います。

2025年5月4日日曜日

いざ有事 守れるだろうか 平和憲法


 昨日5月3日は憲法記念日。戦後の憲法を施行した大事な日です。

日本国憲法は、戦争をしない、兵器をもたないという世界に誇るべき平和憲法です。私も以前はこの平和憲法を誇りに思い、ずっとこれを死守していれば平和が続くと思っていました。

しかし、昨今の世界情勢を見ていると、こんな念仏で平和が保てるとは到底思えません。ウクライナは、何もしていないのにいきなりロシアに攻められ、欧米の物資を借りながらも自力で必死にロシアに抵抗しています。この抵抗がなければ、あっという間に蹂躙されていたでしょう。

ウクライナ侵攻の前には、実は日本を標的に考えていたという説もあります。日本には憲法9条がありますから、戦いませんよ、なんていっても、ああそうですよね、と矛先を引っ込めるわけがありません。ロシアには日本国憲法は関係ないのですから。これ幸いと攻めてくるに決まっています。

そのほか、中国が台湾を攻めれば、アメリカが黙っているわけがなく、そうすれば同盟国の日本にも共同戦線を求めてくることになり、中国に日本を攻める口実を作らせることになります。

北朝鮮だって、アメリカの対応が気に入らなければ、アメリカだけでなく日本や韓国に核ミサイルを飛ばすでしょう。

そういう情勢を考えると、こういう近隣の帝国主義の国に対抗するためには、いつでも強力な反撃ができますよという力を持つことが、必要になってきます。残念なことですが、日本を平和を守るためには、それなりの力を正式に持つ必要があるのではないでしょうか。

私は軍国主義者ではないのですが、近隣の国が日本だけの平和を許してくれないので、抑止力として正式な軍隊が必要だと考えるようになりました。

憲法記念日を機に、そういうことを改めて考えることが必要だと思います。

2025年5月3日土曜日

三河湾 瓢箪島は どこに行く

 

憲法記念日の今日、うららかな陽気に誘われて豊川市・蒲郡市の宮路山・五井山を縦走しました。暖かい陽光、涼やかな風、きれいなウグイスの鳴き声、燃えるようなツツジ、そして雄大な三河湾の大展望と初夏をしっかりと味わうことができました。

五井山からの展望は遠くに渥美半島、広い三河湾、手前に蒲郡市街と見られるのですが、竹島の左奥に「ひょっこりひょうたん島」とそっくりな島が浮かんでいて、NHKのオープニングアニメのごとく三河湾をすべって動いているように見えました。

調べてみますと三河大島という名前の無人島で、夏だけ定期船が通り海水浴場が開かれるようです。夏になったら、行ってみたいものです。

2025年5月2日金曜日

ゴールデン ウィーク名付け 映画界


 今まさにゴールデンウィークの真っ最中です。学校は土日祭日以外の休みはありませんので、一昨日も昨日も今日も勤務ですが、道路がとても空いていて通勤が楽々です。愛知県豊田市の自動車関連企業はトヨタカレンダーという、トヨタ自動車の勤務カレンダーに従っていますので、今週はずっと休みのようです。いいですね。

ところで、黄金週間(ゴールデンウィーク)という言葉は、当然日本語なのですが、大映・松竹といった映画会社が集客のために言い出したようです。以前は映画が庶民の最大の娯楽だったので、祭日の集中するこの期間に映画を見に行きましょうと名付けました。それがものの見事に当たり、広く一般に周知されるようになったのです。

2025年5月1日木曜日

連休の 中にメーデー 影薄く


 今日5月1日は、全世界的にメーデーです。

メーデーって何?と思う人もいるかもしれません。労働者の日です。労働者が権利を要求するために行進や集会などを行い、団結の威力を示す世界的な行事です。以前は日本でもストやデモが見られたのですが、今の日本では大型連休のただ中で、労働者も自宅で休んだり、旅に出たりで、そういう姿が見られません。

なにより、労働者が待遇面や雇用面、給料面などで、それほどの不満をためていないのが一番の理由だと思います。世界的には、あるいは以前の日本にはそういう不満が渦巻いていたので、その改善を訴えてストやデモを行っていたのです。

個々には不満もあるかもしれませんが、大局的には良い世の中になってきたのだと思います。