2025年7月31日木曜日

大津波 整然避難 被害なし


 昨7月30日8:25,ロシアのカムチャツカ半島でM8.8という巨大地震が発生しました。日本に揺れはほとんどありませんでしたが、その後の津波を予想し、上の地図の赤い部分に津波警報、黄色い部分に津波注意報が発令されました。わが家は幸い内陸部の高台にあるため心配はありませんが、テレビで見ていると該当地域の住民が静かに整然と避難所や高台に避難されていく様子が映し出され、さすがに日本人だな、東日本大震災の教訓が生きているなと感心しました。

夕方のニュースを見ていると、カムチャツカ半島が地震・津波被害で大変なことになっているし、遠く離れたハワイでも津波で大きな被害がでていることを報じていました。

日本は災害大国ですが、その分、災害に対する備えがしっかりできていて、「塞翁が馬」とはこのことだなと痛感しました。

2025年7月30日水曜日

燕の子 南へ巣立ち 空き家かな


 散歩していると、いつも燕が飛び回り、えさを運んでいた燕の巣が空き家になっていて、いつの間にか燕の親子も見かけなくなりました。調べてみると、7月中旬から9月頃にかけて南に旅立つようですので、もう向かっているかもしれません。行き先はフィリピンやベトナム、インドネシアなど何千㎞も離れています。

途中で猛禽類に襲われたり、熱中症になったりせず、無事に到着することを願っています。

2025年7月29日火曜日

正確な 目覚まし時計 蝉の声


年をとると眠りが浅いというか、朝が早いというか、5時頃には目が覚めていることがよくあります。今の時期、5時頃はまだ静かですが、5時10分頃になると決まってクマゼミが鳴き始めます。そして、一番ゼミが鳴くと、そのあとに競ってたくさんの蝉が鳴き始めます。その時間は実に正確で、目覚まし時計のようです。

それでも馴れてくると、いくらセミが鳴いていても不思議と6時過ぎまで寝ているときもあって、慣れというものはすごいものだと、自分の図太さに変な感心をしています。

 

2025年7月28日月曜日

ワタスゲの 丸い綿毛が 花のよう


 昨日、ニッコウキスゲの群落の話をしましたが、尾瀬などの高山の湿原などで意外に目に付くのがワタスゲの綿毛です。場所によっては真っ白になるぐらいです。花と間違えがちですが、これはワタスゲの種の付いた綿毛のかたまりで、タンポポの綿毛と同じです。いずれ風に吹かれて飛んでいきます。

実はワタスゲの花を見たことがなく、あるいは見てもワタスゲの花と認識していないだけかもしれませんが、一度、じっくり見てみたいものです。花の時期は5~6月、綿毛の時期は6~7月だそうですので、今年はもう無理です。来年以降に期待しましょう。

2025年7月27日日曜日

夏の山 黄色く染まる ニッコウキスゲ


 連日、35℃を超える酷暑で、山に行く決心も付きませんが、7月下旬の今頃、山の湿原はニッコウキスゲで黄色く染まっていることでしょう。

私が忘れられないのは、高校生の頃に行った尾瀬のニッコウキスゲ、大学生で行った霧ヶ峰のニッコウキスゲ、本当に湿原や山が一面のニッコウキスゲで真っ黄に染まっていました。最近は温暖化で時期が早まっていたり、そもそもの花の数が減っていたりで、この頃に行っても、それほどの群落が見られなくなっているのは残念です。

またあの感動を味わいたいものです。

2025年7月26日土曜日

仏様 蓮のシャワーで 身を清め


 善光寺の本堂の前に大きな池があり、ちょうど蓮の花が満開でした。

蓮の花は中心に大きなシャワーヘッドのようなめしべを持っているのが特徴で、花が散ると手前のようにシャワーヘッドだけが残り、そこに実ができます。

蓮と言えば連想するのは仏様。善光寺の仏様がまるでこのシャワーを使って身を清めたのではないかと思えます。

2025年7月25日金曜日

巣が落ちて 燕の子らが 一人立ち


 善光寺の参道を歩いていると、若い燕が数羽、目の前を行ったり来たりしている。ずいぶん人に馴れているなと思ってよく見ると、巣の残骸が下に落ちていて、見上げると巣があったと思われるところに、土の跡が残っている。雛が育って大きくなったため重くて落ちたのか、何らかの事故かわからないが、若燕たちは、大変、大変と飛び回っている。

でも、これだけ飛び回れれば、もう巣立ちしても大丈夫。間もなく南方に飛び立てるように、しっかり飛行訓練を続けてほしいと願っている。

2025年7月24日木曜日

万人が 牛にひかれて 善光寺参り


 善光寺境内の案内所にこの銅像が置かれています。「牛にひかれて 善光寺参り」という有名な言葉を表している像です。

善光寺には、年間600万人もの人が訪れるそうです。そして、多くの人がこの言葉のように、きっと信心をもって帰ることでしょう。私も善光寺を参り、何だかありがたい気持ちがわいてきました。

この言葉の由来は、

昔、信濃国小諸にケチで性根の悪いおばあさんが住んでいた。ある日、川で布を洗濯して軒先で乾かしていたところ、一頭の牛が現れて角で布を引っかけ走り出した。おばあさんはその牛を追いかけ、なんと善光寺まで来てしまったという。日が暮れて牛が入っていったお堂におばあさんも入ってみると、光明に照らされて、牛のよだれが「牛とのみ思いすごすな仏の道に 汝を導く己の心を」と読めた。するとおばあさんの心に仏の心が芽生え、すっかり信心深い人間に生まれ変わってしまった。後日、近くの観音堂を詣でると、堂内の観音様に牛にさらわれた布がかけてあった。それを見たおばあさんは、牛と思ったのはじつは仏様の化身と知り、ますます善光寺への信仰を深めて往生を遂げた。(善光寺HPより)

意味は、「思わぬ他人の誘いで、物事が良い方に向かうこと」

だそうです。

2025年7月23日水曜日

千余年 阿弥陀の偉光 善光寺


 22日、長野市の善光寺に行きました。想像以上に大きくて、立派なお寺でした。この絵は本殿ですが、この他にもたくさんの建物があり、大きな敷地を持っています。

1400年以上前、552年百済からもたらされた日本最古の仏像、阿弥陀如来像を物部氏が難波潟にうち捨てたのを、信濃国司の本田善光が信濃に持ち帰って祀ったのが由来だそうです。以来、無宗派のお寺としてたくさんの信仰を集めました。

お戒壇巡りは本殿の中の真っ暗な回廊を巡り、極楽の錠前を手探りで当てるもので、本当に真っ暗で、大変でした。

信心は持っていませんが、なんかとてもありがたいお寺でした。

2025年7月22日火曜日

小布施では 栗が充満 モンブラン


 21・22日と長野・小布施に旅行に行きました。日本全国どこに行っても暑いという単純なことを、改めて確認できました。(^_^;)

栗の街、小布施で食べたモンブラン、外のベージュのクリームが本当に栗が充満しているようで、中の生クリームと相まって、抜群のハーモニーを奏でていました。大げさでなく、こんなにおいしいモンブランは初めて食べました。翌日食べた栗ソフトも得も言われぬおいしさ。一番の旅の思い出になりました。

長野・小布施に行った折には、是非、桜井甘精堂のモンブランとモンブランソフトをご賞味あれ!

2025年7月21日月曜日

雨上がり 雨後のミョウガ ニョキニョキと


 最後の大雨が降り、日本全国、梅雨明け宣言が出されました。

雨上がり後、わが家の庭の片隅にあるミョウガ畑をよく見ると、新しいミョウガがニョキニョキ頭を出していました。今年はあまりできないなと思っていましたが、やはり、雨が降ると植物は元気が出るようです。

2025年7月20日日曜日

水鏡 逆さに映る 琵琶ヶ池


 今朝は、名古屋市にある大高緑地という公園で1時間ほど散歩してきました。

そこに琵琶ヶ池という大きな池があるのですが、風があまりなく、きれいに水面に対岸の風景が映り込んでいました。よく逆さ富士とかいうのと同じ情景です。朝から良いものを見て、何かすがすがしい気持ちになりました。

2025年7月19日土曜日

近寄るな 藪の中から うなり声


 今日は、豊田市足助地区にある黍生山(きびゅうさん、374m)に登りました。山頂からの展望を楽しんだあと、登山路と反対側の西側へ10分ほど下っていくと、見通しの悪い藪の中から、ガサガサという音のあと「ヴ~~、ヴ~~」という低い獣の声。私には熊の声としか思えませんでしたが、藪の中でよく見えない。「それ以上、近寄るな」といっているようで、下手に確かめようとすると藪蛇になってしまうので、静かに引き返して、山頂に戻りました。

一応地元の足助警察署に電話をしましたが、姿を見ていないので、あまり本気にされていない感じでした。そして往路を引き返し、無事に下山することができました。

これまで、鹿、猪、カモシカ、ウサギ、リス、狸、狐、雷鳥など、様々な野生動物に出会ってきましたが、幸いに熊だけは出会ったことがありません。今後も出会わないことを祈っています。

2025年7月18日金曜日

水草の 間をすいすい メダカたち


 以前から水槽でメダカとミナミヌマエビを飼っていたのですが、あるとき、ふと「水草があるといいかな」と思いつきました。早速、ネットで注文し植えてみました。

見違えるようにきれいになりました。こんなにきれいならもっと前からやっておけば良かったと後悔しきりです。メダカやミナミヌマエビもうれしそうに追かけっこをしながら、水草の間を縫って泳いでいます。

炎天下の外に比べて、何か部屋の中が涼しげに感じられるようになりました。

2025年7月17日木曜日

突然の 雷雨に野菜 笑顔なり


 梅雨明けしたものの、突然、梅雨末期のような雷雨が襲ってきました。人間にとっては迷惑で怖いものですが、からからに干からびた庭の土に頑張って生えているわが家の野菜たちにはとても恵みの雨です。野菜たちは何も言いませんが、普段より生き生きとした野菜表面のつやに笑顔が感じられました。

2025年7月16日水曜日

チリンリン 南部風鈴 涼しげに



早くも梅雨が明けて、暑い日の夕方、近所を散歩していると、どこからか「リーンリーン」と甲高く涼しげな音が響いてきます。そちらを見遣ると、昔ながらの南部風鈴が軒先に下げてあり、盛んに涼を訴えています。

風鈴はもちろん知っていましたが、風鈴の音色に涼を感じたのは初めてです。いいものですね。今度旅に出たときに、どこかで買ってこようかなとふと思い立ちました。

2025年7月15日火曜日

燕の子 間もなく巣立ち 大空へ


 暑い中、スーイスーイと空を飛ぶ燕。雛にえさの昆虫を運んでいるのでしょうが、もう間もなく巣立っていきます。もう既に巣立ったいる若鳥も見受けられます。

秋には南へと遠い旅路が待っていますが、それまでにしっかり育って体力をつけ、たくましく旅立ってほしいものです。

2025年7月14日月曜日

屋内で インストラクターが プール授業


 新型コロナウイルスが流行した2020年夏からプールの授業がなくなりました。21,22年もなく、ようやく2023年頃から復活し始めましたが、全国的にプールができてから数十年が経ち、どの学校でもプールの老朽化が激しく、3年間も使わないでいたために、使えなくなった学校があったり、この際に危険で不評だったプール指導を見直す学校があったりで、自治体ごとプール指導を行わない地域があるとも聞いています。

勤務校では、学校のプールを使わず、近隣のスイミングスクールの屋内プールにバスで連れて行き、水泳のインストラクターに指導してもらっています。もちろん担任教師も一緒に見守っていますが、指導の中心はインストラクターです。同じ豊田市でも学校のプールで指導している学校もあるので、そのあたりはどういうことが、私にはわかりません。

しかし、もともと日本中のほとんどの学校にプールがあり、日本国民全員が多少なりとも水泳の心得があったのに、本当になくなって良いのでしょうか。韓国のセウォル号事件のときに、泳げない子が多くてたくさん犠牲者が出たために、その後韓国では日本をまねて水泳指導が盛んになったと聞きました。ところがその本家の日本で水泳指導がどんどん下火になっています。いざ、大規模な災害があったときに、どうなるか心配です。

2025年7月13日日曜日

富士登山 蟻の行列 延々と


 富士山が7月1日の山梨側の開山に続いて、7月10日静岡側でも開山しました。今年から入山料が4000円に上がり、16:00から3:00は閉鎖、4000人を超えた場合も閉鎖(吉田口の場合)になるそうです。それでも、登山者はどんどん来るのでしょうね。

私が登った25年前ですら蟻の行列のようでしたが、今はもっとすごいのでしょうね。これでは自由に自分のペースで登ることはできません。楽しい登山ができるとは思えないのですが…。

私はほぼ毎週のように登山に行きますが、あまり人に出会わないマイナーな山がほとんどで、鳥のさえずり、風の音、風の涼しさ、お花、昆虫など自然を満喫しながら登っています。

2025年7月12日土曜日

命生む メダカの交尾 仲良くね


 部屋で飼っているめだかの水槽をじっと見ていたら、2匹のめだかが絡まりながら交尾し始めました。新しい生命の誕生です。当然ですが、雄と雌の共同作業で産卵します。雄同士、雌同士ではこうなりません。

最近はLGBTとかで、テレビドラマでも公然と男同士、女同士のカップルが出てきます。そりゃそういう性行の人がいても良いし、だからといって差別したりするのはいけないと思います。でもそれが、大手を振ってまかり通るのは、何か違う気がします。

今一度、自然のあり方を見直してみてはどうでしょうか。このめだかたちのように、まわりから微笑ましく祝福されるようなあり方が自然だと思います。

2025年7月11日金曜日

世に誇る YS11 羽ばたく日


 今日、7月11日は「YS11」という、戦後唯一の国産旅客機の記念日です。

第2次大戦で、零戦や紫電改など優秀な戦闘機が活躍し、アメリカを苦しめたため、戦後、GHQの航空禁止令の布告により、日本にあるすべての飛行機が破壊され、航空機メーカーが解体され、航空会社が潰され、大学の授業から航空力学の科目が取り除かれました。

そのため、ゼロから作り始めて1964年に完成したのがこのYS11です。とても優秀な旅客機で私が子どもの頃はよく見かけましたが、その後、価格や経営上の問題から後継機を作ることができず、2006年にすべての機体が引退しました。

日本製の航空機がまたいつか空を飛べるようになると良いですね。

2025年7月10日木曜日

鳴き始め クマゼミの声 夏を呼ぶ


シャー、シャー、シャー 

この夏最初のクマゼミの声が聞こえました。この声が聞こえたら夏本番です。

私が子どもの頃、毎夏セミ採りに熱中していましたが、そのほとんどがアブラゼミかニイニイゼミ。アブラゼミは「ジージージー」と油を揚げるような声で鳴きます。ニイニイゼミは「チー…ジー…」と繰り返し鳴きます。それに対してクマゼミは数も少なく、木の高いところで「シャー、シャー、シャー」と格調高くなき、網も届かないし、ちょっと近づくとすぐに逃げてしまいました。だから、クマゼミはとても希少価値のある獲物でした。

ところが最近では、ニイニイゼミは全く見かけないし、アブラゼミよりもクマゼミの方が多くなり、しかも、近づいてもあまり逃げなくて、手で捕まえることだってできます。本来、南の方の昆虫ですので、これも地球温暖化の影響かもしれません。

いずれにしても、シャー、シャーうるさいクマゼミの声が聞こえると、暑さに加えて、いらだちの募る夏がやってきたと憂鬱になってきます。

2025年7月9日水曜日

久しぶり バッタをつかみ 大はしゃぎ


 先週のことですが、連日暑い中、1日だけ暑さ指数が31を下回っている日があって、外で遊ぶことができました。休み時間子供たちは本当に久しぶりに運動場に出て、思い思いに遊んでいました。

運動場の隅の原っぱでは、バッタや蝶など昆虫を捕まえて大喜び。バッタを何匹も捕まえて、「先生、見て見て!」と見せに来ます。バッタにとってはとんだ災難ですが、子供たちは久しぶりに羽を伸ばすことができて、ストレス解消になりました。

2025年7月8日火曜日

日本一 車の豊田 暑さでも


 毎日暑い日が続きます。36℃、37℃でも驚かなくなりましたが、実は私の住んでいる愛知県豊田市は、7月5日(土)は37.5℃で日本一、7月6日(日)は37.9℃で日本2位だったそうです。

豊田市は言わずと知れた、自動車出荷台数日本一の都市ですが、気温まで日本一をとらなくても良いのに…。欲張りですね。

2025年7月7日月曜日

梅雨明けて 願いがかなうよ 七夕の


 今日は七夕。いつもなら梅雨のため、今夜は星が見られるかな?と心配になりますが、今年は違います。既に梅雨は明けていますので、天気予報は連日晴れ。霞がかかるかもしれませんが、まず夜空の星が見られるでしょう。

異常に早い梅雨明けに驚きましたが、こんな利点もあるのだと、今日気がつきました。

2025年7月6日日曜日

大予言 見事にはずれて 喝采だ


 2025年7月5日4時18分、日本が消滅するような大災害が起こると予言していた人、そしてそれを広めている人々がいました。海底が破裂して、大津波が押し寄せるとか、火山の大噴火とか、巨大隕石衝突とかいろいろ言っていましたが、どれも起きませんでした。トカラ列島の群発地震はありましたが、言うほどのことではありません。きっと、SNS上でそれを非難する動きがあるのでしょうが、言う方も非難する方も、そうやって騒ぐのが好きなのでしょう。

不思議なのは、それを信じて、日本に来る観光客が激減したこと。特に香港、中国、韓国など東アジアの人に多いようですが、東アジアの人はそういう迷信を信じやすいのでしょうか。観光客の激減による損失が5600億円とも言われています。観光業の人には大迷惑ですね。

でも損失があったにせよ、大災害が起きなくて本当に良かったと思います。南海トラフ地震の危険性が叫ばれていますが、十分備えておきたいものです。

2025年7月5日土曜日

ついに来た 梅雨明け宣言 さあ夏だ!


 昨日、地元の東海地方にも梅雨明け宣言が出されました。例年より約2週間早い梅雨明けで、今後の猛暑と水不足が心配されます。

しかし、山に海にと、活動的な夏が来たと、前向きに考えましょう。早速私は今日、折平山という近くの山に登ってきました。

私が子どもの頃(50年以上前)は、毎日近くのプールで泳いだり、セミ取りをしたり、エアコンがなかったので、外で遊びまくって、真っ黒になっていたものです。今の子どもは、熱中症、不審者、交通事故など外には心配なことだらけで、外に出してもらえず、みんなインドア。ゲーム三昧で、公園は閑散としています。ちょっとかわいそうですね。

でも考えてみると子どもの頃、夏休みでも「今日は31℃もあって暑い」なんて言っていたので、40度近い今とは比べものにならないかもしれません。ああ。

2025年7月4日金曜日

猛暑にて 虚しく無人の 遊具たち


 連日35℃越えの猛暑が続き、暑さ指数が31以上の「危険」になり、休み時間は外出禁止になります。勤務校では運動場に赤旗を立て、外出禁止を知らせるのですが、それを見た子供たちはがっかりします。ところが、最近ではもう運動場の旗を見ることもなく、自然におしゃべりや読書、室内遊びをする子が増えてきました。

運動場の遊具は、遊んでくれる子もなく、炎天下に寂しげに立っているのが、哀れを誘います。

2025年7月3日木曜日

雷鳴で 梅雨明け近し 闇の夜


 昨夜は、考え事が多くあまりよく眠れませんでしたが、真っ暗な外からは「ゴロゴロ、ゴロゴロ」とひっきりなしに雷の音が響いてきました。雨は降っていませんでしたが、やはり不気味ですね。

この雷鳴は梅雨明け近くに鳴る雷の声でしょうか。西日本では既に梅雨明け宣言されていますが、東海地方でも近いうちに梅雨明け宣言が出そうです。

今でも十分暑いのに、一段と暑くなりそうで憂鬱です。


2025年7月2日水曜日

山開き 富士登山の 無事祈る


 昨日7月1日は、富士山で山開きがありました。

12年前に世界遺産に登録されてから、それまで以上に登山者が増え、弾丸登山とか、軽装登山とか、登山道で寝る人とか、冬季の無謀登山とか、たくさんの問題が噴出し、自治体を初め皆がその危険性を訴え、対策を立てていますが、一向に問題が減りません。一番の問題は観光気分で山に登ろうとする人、規制を守ろうとしない人などがたくさんいることです。本当に嘆かわしいことで、そういう人の救助のためにたくさんの税金が使われたり、救助隊が命の危険にさらされたりすることに、心が痛みます。

私は25年前の2000年8月に登りましたが、そのときでも無茶苦茶たくさんの人がいて閉口しました。その上、木がないので照りつける炎天下をただひたすら我慢しながら登るだけで、本当に修行のようでした。山登りは好きですが、富士山はもう結構です。

富士山は遠くで見て、その容姿を楽しむのが一番。富士山に登る人はご苦労様ですが、とにかく、無事に事故なく帰ってこられるように祈っています。

2025年7月1日火曜日

半夏生 梅雨とは思えぬ この暑さ


 今日は半夏生(はんげしょう)という農業にとって大事な節季で、この日までに田植えや畑仕事を終えることになっているそうです。2025年もちょうど半分を過ぎたところです。

西日本では既に梅雨明け宣言がなされていますが、東海地方ではまだ梅雨明けしていません。しかし、連日厳しい日差しが降り注ぎ、37℃を超える暑さです。今、こんな気候ではこの先が思いやられます。そして、水不足で米が不作になるのではないかと、とても心配です。