2025年12月25日木曜日

様々な 誤解が合体 クリスマス


 今日はクリスマス。クリスマスは「キリスト+ミサ(礼拝)」という意味です。しかし、クリスマスについて調べてみると誤解だらけでした。

1 クリスマスはキリストの誕生日? でもキリストの誕生日は聖書にも書いてなくて分かっていません。どうも古代ローマの冬至祭と合体してこの日に祝い始めたようです。また、西暦はキリストの誕生年から始まったとされていますが、キリストの産まれたのは紀元前4年ごろではないかと考えられています。割礼した年に西暦が始まったのではないかという話もあります。

2 プレゼントをくれるサンタさん? サンタクロースはもとは聖ニコラウスという現在のトルコにいた聖人で4世紀頃の人。貧しい子供の家の煙突に金貨を投げ入れたという伝説があります。それがオランダ語でシンタクラース、さらにアメリカに渡ってサンタクロースと言われるようになったそうです。

3 クリスマスツリー? 古代ゲルマン民族で10世紀頃から行われている冬至のお祭りで樅の木を飾る風習があり、それが伝わったようです。

4 クリスマスイブにチキンを食べる? アメリカでは七面鳥を食べますが、日本ではケンタッキーフライドチキンが1974年から大々的にキャンペーンをうつようになり、それから日本ではチキンを食べるのが普通になってきました。

このようにいろいろな民族のお祭りや商業主義が合体してできたクリスマスですが、今では世界の多くの国で盛大にお祝いをしています。あまり深く考えないで、楽しくお祝いしましょう。

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