2025年9月6日土曜日

烏たち 夕日に向かう 秋の空


先日の夕方、散歩をしていると、夕焼けの中、烏(カラス)がカーカー鳴きながらねぐらに戻って飛んでいきました。有名な清少納言の枕草子の第1段「春はあけぼの」の中に
「秋は夕暮れ。夕日のさして、山の端いと近くなりたるに、烏(からす)の、寝所(ねどころ)へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。」という文章があることを思い出しました。平安時代も現代もカラスは秋の夕暮れ、カーカー鳴きながらねぐらに飛んでいくものなんだと、感激しました。
9月になっても酷暑が続きますが、カラスはちゃんと秋を感じているんだなと、これもまた感激しました。



 

2 件のコメント:

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    1. 今は小学校でも古典を習いますから、小学校の先生も大変ですね。

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