2025年8月31日日曜日

どこにいる 夏の終わりの音楽家 ツクツクボウシ 姿・声なし


 お盆を過ぎると、クマゼミやアブラゼミに代わり、いつの間にかツクツクボウシの鳴き声がそこかしこに聞こえました。「ツクツクツオーシ」と聞くと、「ああ、長い休みももうすぐ終わるな」という日曜日のサザエさんのような、切ない気持ちになったものです。ところが、この数年、ツクツクボウシの鳴き声があまり聞こえません。今年も2日前に1回聞いただけです。どうしたことでしょう? 近年の猛暑に負けたのか、クマゼミとの競争に負けたのか、あんなにうるさかったのに、聞こえなくなると、何か寂しいものです。

ところで、このツクツクボウシ、他のセミと違って歌を歌います。他のセミは、シャーシャーとか、ジージーとか、ミーンミーンとか、単純な音の繰り返しですが、ちゃんとイントロ、メイン、サビ、アウトロの整った一つの曲になっています。しかも途中で7拍子から5拍子に変拍子までしています。

こんな素敵な音楽家が、だんだん減っていき、消えていくかと思うと残念でなりません。

2025年8月30日土曜日

イチジクを 転がし遊ぶ イタチの子


 庭でなにやらコロコロ音がします。何だろうと思って窓から見てみると、イチジクの木の下で胴の長い動物が、落ちたイチジクを転がして遊んでいるではありませんか。この胴の長い動物は、調べてみるとどうやらイタチ。近所で1・2回見たことがありますが、家の庭で見るのは初めてです。しかも丸いイチジクを前に後ろにごろごろ転がしているだけで食べようとはしません。近くで見ようと庭に出てみると、隙間から一目散に逃げていきました。イチジクを拾うと全くかじったあとはありません。イタチは肉食ですから、本当に遊んでいただけのようです。こんな動物が近くにいるなんて、わが家ものどかな田舎だと再認識しました。

2025年8月29日金曜日

実ではなく 花を食べるよ 無花果は


 昨日に引き続き、無花果(いちじく)のお話。いちじくは「無花果」と書きますが、確かにいちじくのきれいな花を見たことがありませんよね。実はいちじくは、実のように見える丸いかたまりの中に花があります。だから私たちはいちじくの実だと思って花を食べているのです。

どうして赤や青のきれいな花でなく、あんな形の花なのか。実は受粉の仕方に秘密があります。普通の花は虫を誘って蜜を吸わせている間に花粉を身体につけ、別の花に行ったときにその花粉をめしべに受粉させます。いちじくが受粉をさせるのはイチジクコバチというとても小さな蜂だけ。雄花の中で孵化したイチジクコバチ同士が交尾をして、雄はその中で死にます。花粉をつけた交尾後の雌は小さな穴から外に出て、別のいちじくの穴に入ります。そのいちじくが雄花ならそこに卵を産みます。でも受粉はできません。そのいちじくが雌花なら受粉ができますが、卵は産めません。その確率は5分5分だそうです。不思議な共生関係ですね。

ところが、イチジクコバチは熱帯の生き物で、寒いので日本にはいません。だから日本のいちじくは受粉ができません。ただ大きな実のような花ができるだけです。ではどうやって増えるかというと、接ぎ木です。お店で売っているいちじくの木は接ぎ木をして増やしたもの。だから、自然に増えることはありません。

調べれば調べるほどいじじくは面白い植物ですね。そんないちじくが世界中にはたくさんあって、野生動物の貴重な栄養源になっています。

2025年8月28日木曜日

無花果に 紙切虫は 天敵だ


 子どもの頃、家の庭にできたいちじくが好きで、自分の家を持ってからもいちじくの木を育てて毎年夏に楽しんでいます。毎日2~3個のいちじくを賞味しています。

ところが、いちじくが好きなのは私だけでなく、カミキリムシもいちじくが大好きなのです。ただ、カミキリムシはいちじくの実を食べるわけでなく、いちじくの木に卵を産み付けるのです。そして木の中で孵化した幼虫は木の中身を食べて大きく育ち、やがて大人になると穴から出てきます。そしてまた、別のいちじくの木に卵を産み付けるというわけです。穴は直径1㎝ぐらいですから、かなり木にダメージを与えます。今ある家の木も3代目ぐらいになります。農薬は使いたくありませんから、カミキリムシを見つけ次第、捕まえて殺しますが、毎日飛んでくるのできりがありません。それに捕まえたときには卵を産んだあとかもしれません。何か良い特効薬はありませんかね。

2025年8月27日水曜日

眼光で 魚を狙う カワセミだ


 「渓流の宝石」と言われるカワセミ。実は家の近くの川にもいます。そんなにきれいな渓流でなくても、町中の川にもいるようです。青く光り輝く背中、オレンジ色のお腹、本当に「渓流の宝石」の名に恥じないきれいさです。ただ、いかんせん小さい、人の近くには来ない、木の枝でじっと川を見つめて魚を狙っているか、高速で川面を飛んでいるか、なのでなかなか見つかりません。見つけたときは超ラッキーです。

2025年8月26日火曜日

秋気配 入道雲に 稲実る


 残暑というには暑すぎる毎日が続きます。しかし田を見ると、一部分ですが、早くも稲穂が実っている田があります。空には入道雲がわいていて、夏真っ盛りの中、自然はちゃんと季節の移り変わりを感じているようです。

できれば、秋空の下で稲穂が実っている姿を見たいのですが、今後3か月の天気予報を見ると、まだまだ厳しい暑さが続くようです。稲穂たち、がんばれ!

2025年8月25日月曜日

あと七日 名残りの休み 満喫す


 毎日の酷暑に関係なく、夏休みはあと1週間になりました。子供たちは今どんな心境で過ごしていることでしょう。夕方散歩をしていたら、公園で数人の子供たちが水鉄砲で水遊び。本当に楽しそうに、残り少ない夏休みを満喫しているようでした。

この子たちは、きっと9月になれば元気に登校できることでしょうね。

2025年8月24日日曜日

もう買わぬ 夢と金とる 宝くじ


 サマージャンボ宝くじの抽選がありました。残念ながら今回も末等の300円しか当たりませんでした。いつかは当たるんじゃないかという甘い考えで、ジャンボ宝くじを毎回買い続けてきましたが、一向に当たる気配がありません。

そこで、調べてみました。宝くじで一等が当たる確率は1000万分の1~2000万分の1。愛知県人は約750万人ですから、愛知県でも2回に1回、一人当たるぐらいの確率です。こんなものに自分が入るはずがありません。地域のスーパーの福引きですらほとんど当たらないのですから。

だいたい金持ちは宝くじなどかわないそうです。もう私も、つまらない夢を見て無駄な投資をするのはこれで最後にします。 さよなら宝くじ…。

2025年8月23日土曜日

夕陽映え 飛行機雲が 伸びていく


 夕方の散歩中、赤くなり始めた夕空に、飛行機が2機、飛行機雲をたなびかせながら南の空に飛んでいきました。その飛行機雲に夕焼けがとてもきれいに映っていました。

あの飛行機はどこへ行くのだろう、パイロットから赤い飛行機雲が見えるのかな、などと考えているうちに、どんどん夕闇が迫ってきました。

2025年8月22日金曜日

ねこじゃらし お前になんか 渡さない


 昨日の夕方、散歩の途中、近所の公園がすっかり荒れ果て、一面のエノコログサ(ねこじゃらし)畑になっていました。200坪分ぐらい会ったでしょうか。エノコログサってすごい繁殖力だなと思って眺めていると、原っぱの中になにやら黒い影。よく見ると、黒猫がこちらを見張っています。

「ここは俺のお気に入りの場所だ。俺のねこじゃらしをお前になんか渡さないぞ」とでも言っているように、微動だにせず、じっとこちらを睨みつけていました。本人は凄んでいるつもりでしょうが、とてもかわいい姿でした。

2025年8月21日木曜日

そびえ立つ 入道雲が 夕陽受け


 昨晩、近所を散歩していたら、夕陽を受けた入道雲がもくもくと湧き上がっていて、とてもきれいでした。しかし、その下は黒く沈んだ感じになっていて、ひょっとしたら雷雨になっているかもしれません。

6月末に梅雨が明けて、一度雨が降りましたが、それ以外はずっと晴れ。しかも猛暑。ここらで夕立でも良いので、まとまった雨が欲しいものです。街路樹も元気なく葉が黄ばんできています。

2025年8月20日水曜日

秋を待ち 山で群れてる 赤トンボ


 下界でもトンボの姿をちらほら見るようになってきました。秋になって涼しくなるとたくさんの赤トンボが見られます。それまでどこにいるかというと、山の高い涼しいところで待機しているのです。秋になり下界も涼しくなってくると下に降りてきて、川や池に産卵するようになります。

そんな秋が本当に待ち遠しいこの頃です。

2025年8月19日火曜日

尾瀬思い ニッコウキスゲの 咲くわが家


 この暑い盛りに、わが家の庭でニッコウキスゲが咲いています。尾瀬にしても霧ヶ峰にしてもニッコウキスゲの最盛期は7月中旬ごろですから、わが家では1ヶ月ぐらい遅く、とても暑い時期に咲きます。生き物の世界は分からないことが多いですね。

このニッコウキスゲ(日光黄菅)は、別名エゾゼンテイカ(蝦夷禅庭花)とかノカンゾウ(野甘草)とかたくさんの呼び方があり、名前も一定しません。各地で同時期に同定されたことが原因のようです。別の種類という説もあります。花は1日か2日で枯れる1日花です。花がユリに似ていますが、ユリとは別種で、ワスレナグサ属だそうで、葉の形が違います。

とにかく、この花を見ると、わが家に居ながらにして、尾瀬や霧ヶ峰で見た大群落を思い出すことができて、毎年とても楽しみです。

2025年8月18日月曜日

歯医者さん いくつになっても 嫌な音


 今日は歯医者さんに行ってきました。歯の根元にひびが入り、歯茎が腫れてしまったのでその治療です。

麻酔をかけているので、痛くはないのですが、それにしても耳や頭に響くあの音。いくつになっても嫌なものです。技術は年々進歩していると思いますが、あの音をなくす技術はできないのでしょうか。

2025年8月17日日曜日

犬散歩 やけどを防ぐ 靴履いて


 40℃近い猛暑の日の夕方、近所の散歩に出ると、犬の散歩をしている女性に出会いました。一緒に歩いている犬を見ると、何か違和感が…。よく見ると、4つの足に靴を履いているではありませんか。確かに考えてみると、日光に照らされた地面は非常に熱くなっているでしょう。このまま散歩しているとやけどをするかもしれません。それに犬の身体は地面に近くて、地面からの輻射熱で私たちより暑いでしょうね。犬の立場になって考えた思いやりのある飼い主さんなのでしょう。

2025年8月16日土曜日

爽やかに 高原を行く サイクリング


 昨日、愛知県の最高峰、茶臼山に向かう茶臼山高原道路をサイクリングしました。8㎞ほど手前の「面の木園地」の駐車場まで車で折りたたみ自転車を運び、そこから山頂に向け往復1時間半ほど走りました。アップダウンが結構あって、登りは大変ですが、下りはジェットコースターのように爽快です。何より、下界と違って涼しい風(27℃ほど)を全身に受け、遠くの山波を眺めながら気持ちの良い走りです。山頂手前の駐車場に自転車を置き、そこから山頂までは登山です。往復45分ほどの軽い登りですが、この暑さですっかり引きこもり生活の身体には、ちょうど良い運動です。

気持ちの良い風、展望、運動と、酷暑の下界を離れて、天上の楽園を楽しみました。また、ぜひ来たいものです。

2025年8月15日金曜日

終戦後 八十年の 思いあり


 終戦の日の今日、戦後ちょうど80年を迎えました。いろいろな思いで、この日を迎えられていることでしょう。

まずは、80年間、日本は戦争をすることなく、平和に、そして豊かな生活を送ることができました。これは、先人の築いてきた礎の上に、私たちの努力があったからです。それは、本当に素晴らしいことです。

しかし、これから先を考えると、そんなに安心ばかりもできません。周辺はロシア、中国、北朝鮮など、民主主義とはほど遠い専制国家。しかも、ウクライナ、ウイグル、チベットなど欲しければ力ずくでも奪ってしまう国々です。いつ中国が台湾に侵攻するか、ひょっとしたらロシアが北海道に攻め込んでくるか、心配でなりません。しかも、それを押さえるべきアメリカの大統領が、「アメリカファースト」を公言し、関税で世界の国々を脅して自分の利益を得ようとする人物で、世界の秩序など眼中にありません。日本もそれに巻き込まれて右往左往しています。

世界をリードする、米中露の指導者がまともなリーダーになってもらい、世界中の人々が、平和で豊かで安心して過ごせる世の中になってほしいものです。

2025年8月14日木曜日

向日葵が 川辺に並ぶ 日を浴びて


 お盆休み、近くの川沿いを散歩していたら、ひまわりが一列にきれいに並んで咲いていました。近所の人が手入れしているのだと思います。

太陽のような形で、日の光を一身に浴びようと、お日様の方を向きながら背を伸ばしている姿は、いじらしく、いかにも夏らしい情景でした。


2025年8月13日水曜日

赤黄の 白粉花(オシロイバナ)は 実に白粉(しろこ)


 今の時期、庭先でよく見かける赤や黄色の鮮やかな花、オシロイバナ(白粉花)といいます。赤や黄色ばかりなのにどうしておしろいなのかと思って調べてみると、花ではなく、実になったときに、白い粉状の胚乳ができ、それがおしろいのようだということだそうです。普通、花の名前は花の色から付くことが多いのに、実にできる粉が名前の由来とはちょっと驚きです。

ちなみに、花は長い筒状になっているので、普通の虫は奥の蜜まで届かないのですが、口吻の長いスズメガという虫に蜜をなめさせ、花粉を運ばせているそうです。これもちょっと変わった花ですね。

2025年8月12日火曜日

西から来た 夏の大輪 鹿の子百合(カノコユリ)

 


わが家の庭に毎年、夏、大輪の花を咲かせる百合があります。あまり他では見かけないので、家人に聞いてみると、昔、滋賀の叔母さんからいただいた球根を植えたら、それから手入れもしていないのに、毎年咲いているそうです。

調べてみると、鹿の子百合(カノコユリ)という名で、九州や四国に咲く花だそうです。赤い斑点が、鹿の子どもの背中の模様のようでこの名が付いたそうです。他にも、咲く時季から土用百合(ドヨウユリ)とか七夕百合(タナバタユリ)とかも呼ばれるそうです。
今まであまり気にしていませんでしたが、これからは大事にしていこうと気持ちを新たにしました。

2025年8月11日月曜日

空を舞う チョウの宝石 カラスアゲハ


 闇苅渓谷に行ったとき見かけたカワガラスを昨日紹介しましたが、そのあと、同じカラスつながりですが、山の中でカラスアゲハを見かけました。こちらは蝶です。

基本カラスのように黒いのですが、そこに青い光沢のある鱗粉がたくさん付いていて、まるできらきらと飛ぶ宝石のようでした。カラスと聞くと真っ黒な汚いイメージですので、もう少し素敵なネーミングをしてあげると良かった思います。

2025年8月10日日曜日

清流で カラスの行水 カワガラス


 闇苅渓谷という、渓流沿いを歩いていたときのこと、一羽のカワガラスが岩の上からちょうど水に飛び込みました。餌をとろうとしたのか、私の足音に驚いたのかはわかりませんが、まさに「カラスの行水」という言葉にぴったり。でも、カワガラスはカラスと違って長い間水に潜ることができ、水中で餌をとります。ですから、すぐに風呂を出る「カラスの行水」とは意味が違います。

いずれにしても、連日の猛暑の中、とても気持ちよさそうに見えました。

2025年8月9日土曜日

祈念像 右は原爆 左は平和


 今日、8月9日は、長崎に原爆が投下されて80年になる節目の日です。長崎の原爆ではその年だけで7万人、その後の関連死を含めて20万人の方が犠牲になられたそうです。ご冥福をお祈りいたします。

その後建立された平和祈念像の意味は「柔和な顔は、神の愛と仏の慈悲を、天に向けて垂直に高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を、横にした右足は原爆投下直後の長崎市の静けさを、立てた左足は救った命を表し、軽く閉じた目は戦争犠牲者の冥福を祈っている」とのことです。

二度とこのような不幸が起こらないように、みんなで見守り、訴えていく必要がありますね。

2025年8月8日金曜日

立秋や ほっと一息 白鷺も


 昨日、8月7日は立秋でした。そして、偶然にも昨日から少し暑さが和らぎました。連日35℃越えの日々でしたが、昨日の豊田市の最高気温は31.5℃、私もうれしくなって自転車で外出しましたが、途中の田んぼで、ほっと一息ついている白鷺を見かけました。

「おっ、秋が来たかな」とでも感じているようでした。

2025年8月7日木曜日

過ちは 繰返しません 原爆の


 昭和20年8月6日に広島に原爆投下されてからちょうど80年。昨日はその平和記念式典が行われ、投下された直後の9万人の死者、そしてその後の関連死を含めて21万人の犠牲者の追悼が行われました。この原爆ドームは当時、広島県産業奨励館という建物で、その上空で原爆が爆発し、その熱波で蒸発したり全身やけどを負ったり、爆風で吹き飛ばされたり、吹き飛ばされたものが体に当たったり刺さったり、そしてその後の放射能を浴びたり、想像を絶する修羅場だったようです。

それなのに、アメリカ大統領のトランプは「原爆で戦争を終わらせることができた」と賛美するなど、全く反省が感じられません。戦争で一般人を目標に大量殺戮するのは国際法違反ですし、何より人間として許されることではありません。

また、日本保守党の代表、百田尚樹氏は「『過ちは繰り返しません』というのはいかがなものか、私たち日本人が過ちをしたわけでなく、アメリカが過ちをしたのだから、『過ちを繰り返させません』とすべきだ」と発言をしていますが、この言葉の主語は「私たち日本人」ではなく、「私たち人類」であると考えるべきところを勘違いしておられるようです。「私たち人類が、愚かにも戦争を始めてしまい、たくさんの犠牲者を出したこと、原爆を発明し、人類にそれを使用してしまったことを反省して繰り返しません」と言っているのだと思います。

2025年8月6日水曜日

四一・八 どこまで伸びる 新記録


 昨日、群馬県伊勢崎市で41.8℃という日本最高気温の新記録が出ました。しかも、特定の地域の特別なことでなく、40℃以上が14地点もあるように日本全国どこでも暑いという、どうにも逃れられない状態です。

こうなってくると、まだまだ新記録が出そうな気がします。42℃を超えるのでしょうか。スペインでは46℃というすごい熱波で死者も多数出ています。

明日からはいったん暑さが収まるようですが、そのまま再び上がらないように祈っています。また、雨もずっと降っていないので(特に東北・北陸)、まとまった雨がほしいところです。

2025年8月5日火曜日

天然の ミストシャワーだ 渓谷は


 毎日40℃近くになる猛暑の中、避暑のために愛知県岡崎市の闇苅(くらがり)渓谷に行きました。朝早いこともありますが、渓谷沿いは川の水が蒸発し、天然のミストシャワーを浴びているようで、普段の暑さを忘れさせる涼しさがありました。そして、風の音、せせらぎの音、鳥の声、虫の声、樹林の木陰など、一層涼しさを感じられました。

今後もこういう渓谷を探して歩きたいと思います。

2025年8月4日月曜日

熊蝉も 飛んで火に入る 夏の虫


 昨晩のこと、玄関から外に出てみたら、玄関灯に大きな虫がぶんぶん飛び回って私にぶつかってきました。よく見るとそれは熊蝉(クマゼミ)。明かりに集まるのは、蛾や小さい昆虫なので、クマゼミが明かりに向かって飛び回るなんていうことを想像できませんでした。

セミは昼間活動する昆虫だから、夜は隠れてじっとしているのだと思っていました。でも新しい発見ができて、何だかうれしくなりました。


2025年8月3日日曜日

暑さとぶ 花火は夏の 風物詩


 昨日、愛知県岡崎市の花火大会がありました。1週間前には豊田市でもありました。この時期は日本のあちこちで花火大会が行われます。これで夏の暑さが少しは吹き飛ぶとうれしいですね。

若い頃は、子どもを連れて花火大会を見に行ったり、家でやったりもしましたが、最近は連れて行く子どももなく、暑くて外に出るのも億劫で、エネルギーがなくなってきたなと痛感しています。

2025年8月2日土曜日

四十度 あまりの暑さに 蚊も隠れ


連日、日本のどこかで40℃を超え、私の住んでいる愛知県でも38度前後の日が続いています。毎朝、庭に出て家庭菜園の世話や収穫をしていますが、今年はほとんど蚊を見かけません。夜、例年ですと、ときどき蚊がプーンとやってきて、人の安眠を妨害するのですが、今年はそれもありません。

あまりの暑さに蚊もどこかに隠れているか、昇天しているかしているのかもしれません。暑いのも、悪いことばかりじゃないってことですね。

2025年8月1日金曜日

盆地でね 最高気温 丹波市だ


 カムチャツカ半島の地震・津波のニュースの陰に隠れてしまいましたが、同じ7月29日、兵庫県丹波市で日本最高気温が更新されました。なんと41.2℃です。実は近くの京都府福知山市でも40℃となっています。

この辺りは盆地の点在する山深いところで、戦国時代それぞれの盆地を豪族が支配し、織田信長も手を焼いていました。そこで最も信頼できる明智光秀にこの地方を攻めさせました。攻めると山に逃げ隠れ、別のところを攻めているとまた現れるといったゲリラ戦を展開し、何年もかかってようやく明智光秀が平定した地です。しかし、平定したあと光秀が善政を施したため、領民が光秀をとても慕うようになったそうです。

とにかくそんな盆地が点在する地なので、気温も上がりやすい土地なのでしょう。41.2℃は殺人的な気温です。皆様の無事をお祈りしています。