2025年4月30日水曜日

ベトナムに 平和が訪れ 五十年


 ベトナム戦争が終結して、平和になって今日で50年が経ちました。あっという間です。

私が子供の頃、北ベトナムは社会主義国で中国やソ連が後押しをし、南ベトナムは自由主義陣営のアメリカが参戦し、戦っていました。戦力的には圧倒的にアメリカが有利だったのですが、北ベトナムは密林や地下壕に身を隠してゲリラ活動をしていたため、空爆しても攻めきれず、何年も長引いたためにアメリカ国内や世界中で反戦運動が起こり、アメリカが尻尾を巻いてあきらめ、アメリカの初黒星という形で終わることになり、ベトナム全土が社会主義国の国になりました。世界中が衝撃を受けた出来事でした。

その後、アメリカの撒いた枯れ葉剤のために、異常児がたくさん生まれたり、韓国人兵士がベトナム女性をレイプして混血児がたくさん生まれたり、いろいろ問題が明るみになりました。(韓国の従軍慰安婦よりずっと深刻な問題ですが、韓国はそんなことは一切触れません)

とにかく、戦後ベトナムは社会主義といいながら、市場経済を持ち込み、現在の経済発展に繋がっています。戦争のあと、混乱したままの国が多い中、ベトナムは見事に復興し発展した模範的な国になりました。すばらしい。


2025年4月29日火曜日

いつの間に 昭和は遠くに なりにけり


 今日は「昭和の日」。1947年までは「天長節」、1988年までは「天皇誕生日」、2006年までは「みどりの日」、その後「昭和の日」となり、今に至っています。こんなに変わる祝日は他にないと思います。私などは4月29日は「天皇誕生日」とすぐに出てきてしまい、あれ今はなんていっているんだろうとわからなくなってしまいます。

ちなみに、明治天皇の誕生日である11月3日は「明治節」から「文化の日」になっています。大正天皇の誕生日8月31日や平成天皇の誕生日12月23日は、今は平日になっています。

いずれにしても、昭和が始まってから100年、終わってから36年、ずいぶん経ったものです。今や昭和生まれだというと、化石のような扱いでいじられることもあります。

昭和天皇の絵を描いてみたのですが、戦前であれば、「写真を見ると目がつぶれる」と言われ、写真すら正視できなかった時代で、こんなことをしたら不敬罪で逮捕されていたでしょう。本当に自由な時代になり、ありがたいことです。

2025年4月28日月曜日

大きくて おいしくなあれ ズッキーニ


 学校で特別支援の子たちと野菜の苗を植えました。キュウリ、ナス、トマト、オクラ、ピーマンなどおなじみの夏野菜はもちろんですが、今年は子供たちの希望でズッキーニも植えてみました。

私も初めてですので、どうなるのか楽しみです。というか、ズッキーニというものを食べたことも見たこともありません。無事に育って、子供たちと一緒に収穫の喜びを味わえれば最高です。

2025年4月27日日曜日

鈴蘭と 白さを競う 紋白蝶


 日増しに暖かくなり、わが家の庭の片隅にスズランが、恥ずかしげに下を向いて咲いていました。そこに飛んできたモンシロチョウ、あたかも白さを競って勝負しているようでした。

2025年4月26日土曜日

石垣が 燃え出づるよう 躑躅かな


 春らしい陽気に誘われ、近くの六所山に登山に行きました。

途中にある展望台の石垣に躑躅(ツツジ)が植えてあるのですが、ちょうど満開で、まるで石垣が燃え上がっているようでした。

これからいろいろな花が咲く季節になり、本当に楽しみです。


2025年4月25日金曜日

藤棚が 涼しい陽気に なりにけり


 公園に散歩に行ったとき、今まで気づかなかったのですが、いつの間にか藤棚の藤が満開になっていました。

折から、強い日差しを感じて思わず藤棚の下で心地よく涼みました。近くの藤棚の影にスズメが二羽入って、仲良く地面をつついていました。

気づかないうちにどんどん季節は進んでいくものですね。

2025年4月24日木曜日

耕運機 壊れてわかる ありがたさ


 勤務している小学校で小さな菜園を任されているのですが、夏野菜を植えるために畑に肥料をまき、耕そうとしたところ、あるはずの耕運機がありません。担当者に聞いたところ、今故障中で修理に出しているとのこと、いつ直るかわからないとのこと…。

いつ直るかわからないのを待って、時機を逸してもいけないので、仕方なく鍬をもって手作業で耕しました。やっぱり大変な作業です。こんなときに耕運機のありがたさがわかります。直ってきたら大事に使ってあげようと思いました。

翌日、担当者が「先生、今朝、直って戻ってきました」と笑顔で報告してくれましたが、後の祭り。お礼を言いながらも、心の中で泣いていました。

2025年4月23日水曜日

桜散り ピンクのじゅうたん 敷きつめる


さすがにほとんど桜の花は散り果てていますが、足元を見ると一面のピンクが敷きつめられたようになっているところがあります。

諸行無常を感じるとともに、また、木に付いていた桜の花が、ところを変えて、地面でその美しさを訴えているのが、 力強さを感じる風景でもありました。

2025年4月22日火曜日

桜散り 満を持して咲く 躑躅たち


 4月は桜が咲いた、桜が散ったと桜に気を奪われていると、いつのまにかツツジの咲く季節になっています。こちらが桜の木を気にして上を見上げている内に、下で準備をしていたようです。しかも咲くときには、あちこちで一斉に咲き始め、桜をもしのぐ勢いです。

そんなことを感じていると、すぐゴールデンウィークが始まります。

2025年4月21日月曜日

夏野菜 おいしくなれと 苗植える


 先日購入した苗を、マルチに穴を開けて植えました。

今年は、キュウリ、ミニトマト、ナス、シシトウ、エンドウ豆です。

小さな庭ですので、収穫はわずかですが、それだけにしっかりおいしく育ってほしいものです。

2025年4月20日日曜日

神々しい 巨岩が鎮座 岩谷山


 登山が趣味で、これまで何百もの山に登ってきましたが、さすがに勤続疲労が重なったのか、最近左膝が痛くなり、しばらく登山を自重していました。

少し痛みが落ち着いてきたので、今日は近場の超低山、岩谷山に登りました。往復2時間程度の楽な登山でしたが、心配していた痛みが出なかったので、一安心。

岩谷山の山頂には絵のような巨岩が鎮座し、いかにも神々しい雰囲気を醸し出していました。

2025年4月19日土曜日

夏野菜に 備えて庭に マルチはり


 だんだん暖かくなり、トマトやキュウリ、ナスなどの夏野菜を植える時季になってきました。わが家では、近年、猫の額ほどですが庭を潰して畑にしています。先日、肥料をまいて畑を耕し用意しておいたので、今日、近所のJAで苗を買ってきました。

しかし、マルチをするのを忘れていましたので、急遽マルチを張りました。マルチは黒いビニールなのですが、これをすると、地温上昇、雑草予防、害虫よけなどに効果があり、必需品です。苗は明日植える予定です。

2025年4月18日金曜日

牛のえさ シロツメクサが クローバー


 いわゆるクローバーというのは、こちらのシロツメクサ(白爪草)。昨日ご紹介したカタバミより一回り大きくて、丸形の葉が三つずつ付いています。そして葉の中に白い模様が付いています。花は白い爪形のものがいっぱい集まっています。四つ葉のクローバーを探すときはこちらで探してください。また、赤い花が咲くアカツメクサというのもよくあります。

ちなみに、牧場の牛はこのクローバーが大好物で、ヨーロッパの牧場にはこのクローバーがいっぱい生えているそうです。

2025年4月17日木曜日

片喰は クローバーでなく ハート形


 今の時期、道端や空き地によく咲いている花。クローバーのような葉をしていますが、クローバーより一回り小さく葉がかわいいハート形です。クローバーは丸です。花は黄色でサクラソウのような形です。ピンクの仲間もいます。クローバーは、日本名シロツメクサといい、白い爪がたくさん集まったような花です。

なかなか生命力が強く、普通にむしったぐらいでは、すぐにまた生えてきて、家庭菜園や芝生の厄介者になっていますが、よく見ると一つ一つの花や葉はかわいくて愛らしいものです。

2025年4月16日水曜日

今の子は タブレット越し 春みつけ


 新年度が始まるこの時期の低学年の生活科は、だいたい「春みつけ」から始まります。近年はみんなタブレットをもって、思い思いにみつけた春の写真を撮っていきます。そのあと、教室でそれをプレゼンしたりして、発表会をする形になると思います。それも悪くないですが、タブレットのレンズ越しにしか見ないのは、どうかなと疑問に思っています。

話は変わりますが、私の子供が小さかったとき、学芸会や運動会で一生懸命ビデオカメラの小さなモニターをのぞいて見ていました。後で振り返ってみて、学芸会でどんな劇だったのかしっかり思い出せないし、運動会でしっかり応援することができなかったということに気づきました。懸命にビデオを撮っても、あとで見ることはほとんどありません。それよりも、そのときに生でしっかり劇や演技を見て応援してあげることの方が大事だと考え、途中からビデオを撮ることをやめました。今でも学芸会や運動会になるとビデオカメラのレンズばかり見ている人が多いのですが、そんなことより、しっかり生で子供を見てあげたらと思っています。

話を戻して、「春みつけ」もタブレットで写真を撮るのをやめて、先生と一緒に花の名前を覚えたり、スケッチをしたり、あるいは暖かい春の日差しの中を友だちと走り回ったりするほうが価値があるのではないかと、最近は思っています。 

2025年4月15日火曜日

嵐でも 雛のため来る 雀たち


 13日(日)は、風雨の激しい嵐のような一日でした。それでも時々スズメが飛んできて餌を物色しています。きっと雛にあげる餌を求めているのだと思いますが、この天気ではあげることができません。かわいそうに思いながらながめていると、そのうちびしょ濡れになりながら、悲しげに飛んでいきます。

自然の中ではそんなことは普通にありますので、親子ともたくましく育ってほしいと心から願っています。

2025年4月14日月曜日

日を浴びて スルメのごとき 海鵜たち


 12日に三河湾にサイクリングに行ったときのこと、昨日はタンカーを遠望するウミウを描きましたが、そのあと別のところでは、いっぱいに羽を広げて気持ちよさそうに日光浴をしているウミウがいました。串に刺されたスルメイカが海沿いに干されているようで、そんなに日を浴びていると、スルメになってしまうよと、思わず心の中で警告していました。

2025年4月13日日曜日

タンカーで どこへ行きたい 海鵜たち


 昨日は、愛知県蒲郡市の竹島から西浦温泉まで往復のサイクリングに行きました。ほとんど海岸線沿いの気持ちの良いコースです。

海岸で4羽の海鵜がじっと海に浮かぶタンカーの方を見つめて立っていました。まるでそれに乗ってどこか遠くの国に行きたそうでした。実際には日光浴をしていただけだと思いますが…。

ちなみに見える海は三河湾、向こうに見える山は渥美半島です。タンカーに見えたのは自動車輸送船ではないかと思います。

2025年4月12日土曜日

寝不足か 目の血走った 雉鳩は


 庭で野鳥への餌やりをするようになって、スズメ、ヒヨドリなどがよく来ますが、最近はキジバトも餌を覚えて毎日来るようになってきました。

それは良いのですが、キジバトを近くで見ると、本当に目が真っ赤で思わずぎょっとしてしまいます。寝不足なのか、充血しているのかとも思いますが、どの子も赤いのでこういう生態なのでしょう。赤い理由を調べてみましたが、残念ながら分かりませんでした。

2025年4月11日金曜日

桜散る 気持ち良さげに 鬼ごっこ


 早くも桜が散り始めました。

桜は満開に咲くのも良いものですが、花びらが散る様子にも風情があります。そんな中、子供たちが、暖かい春の日ざしを全身に受けて、力一杯鬼ごっこをしていました。

春らしい一コマを感じることができました。

2025年4月10日木曜日

かんちがい 春の七草 仏の座


 今の時期、道端でも空き地でもどこでもよく目につく薄いピンクの小さな花。よく見ると踊り子が舞台の上で踊っているようです。これをホトケノザ(仏の座)といいます。まるで仏様が座っている蓮華のようです。

ところで、春の七草というと、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ…と思い浮かべますが、実はこの春の七草のホトケノザはこの花ではありません。今、コオニタビラコ(小鬼田平子)というタンポポのような花を昔はホトケノザと言っていたようです。このロゼット状の葉を仏様の蓮華に見立てたのでしょう。

そのほか、ナズナはペンペングサのこと、ゴギョウはハハコグサのこと、スズナはカブのこと、スズシロはダイコンのことだそうです。難しいですね。

ちなみに今のホトケノザは葉が三段になっていることから、サンカイグサ(三階草)ともいうそうです。

2025年4月9日水曜日

大犬の 袋に見立て 情けなし


 この時期に道ばたや野原でよく目にする水色の小さく可憐な花。大きさは5ミリ程度でしょうか。名前はご存知ですか?オオイヌノフグリといいます。

オオイヌノフグリとは「大犬の袋」と書いて、「大きな犬の玉袋」のことを指します。実の形が犬の後ろから見た睾丸袋に似ているのです。しかし、だからといって、こんな名前を付けて良いのでしょうか。人間だったら明らかにいじめです。

いろいろ植物の名前の由来がありますが、これほどひどい命名の仕方はないでしょう。花が可憐なだけに余計かわいそうに思います。

2025年4月8日火曜日

ピカピカの 心と体 1年生


この辺りでは、今日、小学校の入学式がありました。きれいに着飾ったご両親と子供が晴れがましい表情で登校し、入学式に臨みました。

きれいに着飾ったのは服装だけでなく、心もピカピカです。この子や親御さんが、今の表情を忘れず、のびのびと楽しい学校生活を送っていけるよう、職員一同で頑張っていきたいものです。

2025年4月7日月曜日

まだかなあ 首をかしげて 待つ雀


  最近、庭に餌を置いて、小鳥たちを餌付けしています。よく来るのがスズメ、それからヒヨドリ、キジバトが時々来ます。

 小鳥たちは朝が早いので、私が餌をやる前に庭に偵察に来ては、行ったり来たりしています。手すりに止まって、今か今かと首をかしげて待っているスズメの姿はなんともかわいらしいものです。

 餌をやるとどこからともなく集まってきて、少しずつ食べるとみんなでどこかへ行ってしまいます。そしてまた、しばらくするとまた集まってきます。少し餌を食べるとまた去って行く。そんなことを一日中繰り返しています。少しずつ雛に運んでいるのでしょうか。

2025年4月6日日曜日

満開だ 入学前の 記念写真

昨日、桜が満開でした。でも、入学式は三日後の4月8日。それまでもてば良いのですが、今日は雨。なんとも微妙なところです。

この桜を前に、親子で記念写真を撮っている人がいました。入学式では心許ないので、満開の今、とっておいた方が良いでしょうね。さすが!

2025年4月5日土曜日

金色の 実りを夢見る 麦畑


 今、この辺りでは約10㎝ほどに伸びた麦畑が広がっています。5月には金色の穂が垂れる麦秋の風景になると思います。

そのあとは水田となる二毛作です。

ちなみに豊田市は年間4920トンの麦がとれ、愛知県で2番目の収穫量です。日本一の北海道北見市では28700トンですから、さすがに桁違いですけど…。

食糧自給率の低い日本ですが、米だけでなく、小麦や大豆、トウモロコシ、ジャガイモなど主要な穀物は自給できるような政策はできないものでしょうか。二毛作をしたり、全国に広がっている耕作放棄地を活用したり、そういうことを考えて実行するのが政治家だと思うのですが…。

2025年4月4日金曜日

桜の木 蒲公英(たんぽぽ)くわえ 鵯(ひよどり)が


 桜が満開の公園を散歩していると、突然、黄色いタンポポをくわえたヒヨドリが木にとまりました。一面のピンクの中の丸い黄色がとても鮮やかでした。

ヒヨドリはその後、またどこかへ飛んでいきましたが、彼女へのプレゼントなのか、雛のえさなのか、少し気になるところです。

2025年4月3日木曜日

桜咲く サッカー母子 のびのびと


 桜の花が満開になってきました。近くの公園に行くと多くの母子や老人が桜に誘われ、ゆっくりと過ごしていました。

中でも、お母さんと園児ぐらいの子がサッカーに興じているのが微笑ましく、幸あれと願う瞬間でした。

2025年4月2日水曜日

夢をもち 社会に旅立て 入社式


 昨日、4月1日多くの企業で入社式が行われました。これから社会に出て活躍しようと目を輝かせている若い人を見ていると微笑ましく思います。これからどんな社会になるのか、どんな出来事が起こるのかわかりませんが、若い力でそれを乗り越え、世界に誇れる日本をさらに高めていってほしいと思います。

ちなみに、入社式が行われるのは日本だけだそうです。欧米では中途で採用されたり転職したりすることが多いので、日本のように一斉に大勢の人が入社するというのはありえないそうです。日本も、だんだん欧米化して、終身雇用とか退職まで一社で勤め上げるとかいうことがなくなってくると、入社式もなくなってくるかもしれません。どちらも一長一短があって、難しい問題です。

2025年4月1日火曜日

どんぶりを はみ出すほどの あさりうどん


 春といえば、いろいろありますが、潮干狩りも外すことはできないでしょう。といっても貝掘りに行くのは、面倒だし体力も自信がない。

そこで、ここ2年ほど私が春に欠かさず食べているのが、丸○製麺の「あさりうどん」です。本当に麺が見えないほどたっぷり入った大粒のあさり、そしてあさりの出汁のうまいこと。これを840円で食べられるのだから、信じられません。スーパーで小さく痩せたあさりを買う気になりません。至福のひとときです。